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【VTR250】ヘッドカバーガスケットの交換作業

ヘッドカバーのご開帳 VTR250
この記事は約4分で読めます。

もうかれこれ12年近く乗っているVTR250、こいつのヘッドカバー部分からオイルが滲んできていて、そのオイルが汚れを拾っていて、どうにも見栄えがよくありません。

こちらがリアバンク。

オイル滲み

こっちがフロントバンク。

オイル滲み

そこで、ヘッドカバーガスケットを交換することとしました。

ヘッドカバーまでのアクセス

作業スペース確保のため、キャブレターとラジエーターを外します。

その前段階として、ガソリンタンクの取り外し。

ガソリンタンクの取り外し

続いて、冷却水の排出。これがあるから、冷却水の交換タイミングと同時にやりたかった。

古いクーラントの排出

そして、キャブレターの取り外し。

キャブレターの取り外し

サーモスタットをフレームに固定しているボルトを外し、サーモスタットが動くようにしてスペース確保ができるようにします。邪魔なら外してしまっても可。

サーモスタットをずらす

ラジエーターの取り外し

ラジエーターを取り外します。

まずは、接続されているクーラントホースとサーモスイッチの端子を抜きます。

クーラントホース等の取り外し

さらに、ファンモーターから伸びている線をたどり、カプラーを抜きます。下写真の黒いカプラー。

ファンモーターのカプラー

ラジエーター上部のボルトを2本外します。

ラジエーターマウントボルトの取り外し

ラジエーター下部は、ボルトの頭にはまっているだけなので、ラジエーターをうまく動かしてここから外してやります。

ラジエーター下部

最後に、サーモスイッチとファンモーターをつなぐ線を、クリップから外します。あれ?ラジエーターからサーモスイッチの端子を抜く必要なくね?まぁいいや。

ケーブルクリップ

ラジエーターが外れました。

ラジエーターの取り外し

ヘッドカバーガスケットの交換

ヘッドカバーを開ける

ヘッドカバーを固定しているボルト4本を外します。

ヘッドカバーボルトを外す

フロントバンクのご開帳。

ヘッドカバーのご開帳

同様に、リアバンクもご開帳。

ヘッドカバーのご開帳

古いガスケットの除去

ヘッドカバーについてきた古いガスケットを外します。

古いガスケットの取り外し

さらに、プラグ付近にあるOリング2つも外します。ドライバーで指しているところと、その手前にあるもの。

古いOリングの取り外し

さらに、ヘッドカバーボルトのラバーマウントも外します。

ボルトのワッシャーの取り外し

交換部品

フロントバンク用の交換部品がこちら。3種7点。

フロントバンク用のパーツ

リアバンク用の交換部品がこちら。同じく3種7点。ですが、一番大きなガスケットは、フロントバンク用とリアバンク用で違うので注意。

リアバンク用のパーツ

まとめると、

ヘッドカバーの取り付け

新しいガスケット類を取り付け、ヘッドカバーを閉めます。

サービスマニュアルでは、シリンダのU字になっている部分とその周辺にシール剤を塗布するように指示があります。純正指定のシール剤が手元になかったので、ワコーズのガスケットメイクを使用しました。

ガスケットメイクの塗布

ヘッドカバーを閉じて、新しいラバーマウントを取り付けたボルトを10N・mで締め付け、完了。ボルトの頭が飛び出したスペシャルボルトは、フロントバンクの右前であることだけに注意。

組み上げ

外した諸々を、組み上げていきます。

ラジエーターとキャブレターを取り付け、冷却水を注入してエア抜き、ガソリンタンクを取り付けておしまい。

これから寒くなってくるタイミングなので、冷却水はPG55 GTにしました。凍結温度が-20度のもの。

新しいクーラントの注入

作業時間としては、トータル3時間くらいだったかな。

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