【VTR250】クラッチケーブルの交換と遊びを調整する方法

クラッチケーブルのタイコとダブルナットをつける VTR250
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クラッチケーブルが切れそう、切れてしまった。もしくはハンドルを変えるにあたって長いケーブルにする必要がある。そういったことから、クラッチケーブルの交換が必要になってくることがあるかと思います。

でも、今までやったことのない作業だからできるかどうか不安…。そんなあなたでも、この記事を読みながら作業すれば、”きっと”できます!

ちなみに私が今回交換するのはコチラ。

私の’03年の型では75mmロングになるものです。ハンドルポジションを変えて以降、長さがギリギリな感じがしたので交換しました。

切れそう、切れてしまったという場合で、純正と同じ長さでいい場合はコチラ。ただし、’02年以前の型だと25mmロングになります。

使用工具

必須工具

場合によっては必要な工具

交換作業

クラッチケーブルを外す

レバー側を外す

まずはレバー側から外します。おそらく初めの状態では、下写真のように、アジャスター・ロックナットの切り欠きが揃っていないかと思います。

ラッチケーブルのレバー側

そこで、まず

  1. レバー側のロックナット
  2. つづいてアジャスター

を回すことで、クラッチレバーからアジャスターまで切り欠きがつながるようにします(下写真参照)。ロックナットが固くて回らない場合、プライヤーで掴んで回すとより力をかけることができます。

クラッチケーブルのレバー側

次に、クラッチレバーを外します。レバー根元の大きなマイナスのボルトと

クラッチレバーを留めているボルト

その裏にある10mmの袋ナットを外します。

クラッチレバーを留めているナット

ボルトを抜いてレバーを引っ張ると、下写真のように切り欠きに沿ってワイヤーが出てきます。そのままクラッチケーブルのアウターをアジャスターから外します。

クラッチレバーの取り付け

レバーを裏返すとこんな感じ。タイコははまっているだけなので、簡単に外れます

クラッチレバーにケーブルのタイコをつける

エンジン側を外す

VTR250のクラッチケーブルは、エンジン右側のクラッチカバーの上、フレームの下に取り付けられています。まず、向かって左側のロックナット(14mm)を外します

クラッチケーブルのエンジン側

ロックナットを外したら、タイコを外してクラッチカバーに取り付けられているケーブルステーから抜き取ります

クラッチケーブルのダブルナット片方を外す

ケーブル全てを抜き取る前に注意が一点。ラジエーター裏あたりに、クラッチケーブルを固定するためのクリップがついています。なお私は、これに気づかずに引っ張って破損しました。

クラッチケーブルを固定するクリップ

新しいケーブルの取り付け

ケーブルの取り回し

さて、ここから新しいケーブルを取り付けていきます。取り回しは、外す前にちゃんと確認していれば問題ないのですが、慣れてなければそんな余裕はないでしょう。ということで写真を使って説明していきます。

前側から。ヘッドライトとフロントフォークの間を通し、ステムのところからクーラントのタンク下を通します。下写真のスロットルケーブルが入っていっている場所です。

クーラントリザーブタンク下のケーブル類が通るところ

そのままラジエーターの後ろを通し、エンジン右側へ出します。

クラッチケーブルの通り道下から

エンジンマウントの下側を通してクラッチへ。ここで、さきほど外したケーブルを固定するクリップを留めておきます(私は破損したのでタイラップ固定)。

クラッチケーブルの通り道

ケーブルの取り付け方

エンジン側

ケーブルのエンジン側です。ダブルナットになっているので、左側のロックナット(14mm)をまず外します

クラッチケーブルのエンジン側端

ロックナットを外したら、ステーに通してケーブルを固定します。タイコはまだつけません。

クラッチケーブルのエンジン側に取り付け

ロックナットを取り付けて、タイコを取り付けたら、エンジン側は完了。

クラッチケーブルのタイコとダブルナットをつける

レバー側

つづいて、レバー側の取り付けです。まずはレバーの裏側にタイコを取り付けます。

クラッチレバーにケーブルのタイコをつける

アジャスターの切り欠きにワイヤーを通して、アウターをアジャスターに取り付けていきます。

クラッチレバーの取り付け

レバーを取り付ける際、奥のクラッチスイッチに注意してください。レバー根元の突起がスイッチをしっかりと押せるように、レバーを取り付ける必要があります。前から後ろにスライドさせるように取り付けると、ちゃんとスイッチが作動するように取り付けられました。

クラッチスイッチ

あとはレバーをボルトと10mmの袋ナットで固定すれば完成!

クラッチの遊びの調整方法

クラッチの遊び幅が適切でないと、問題です。遊びが大きすぎると、クラッチがしっかりと切れずにギアチェンジがうまくいかないクラッチレバーを握ってもバイクが進んでしまう、といったことが起こります。また、遊びが小さすぎると、クラッチがちゃんとつながっていない状態になるので、特に高回転時にクラッチが滑ってクラッチ板が摩耗します。

エンジン側で大まかに調整する

まず大まかな調整は、エンジン側で行います。ダブルナットでケーブルの位置を変えることで、調整することができます。

クラッチのエンジン側調整

まず左側のロックナット(14mm)をゆるめ、右側の12mmのナットでケーブル位置を変更することで調整します。調整はクラッチレバーを握って遊び量を確認しながら行います。

ナットを回してケーブルをハンドル側に引っ張ると、遊びは小さくなります。また、逆にケーブルがエンジン側いくようにすると、遊びは大きくなります。

調整が済んだら、12mmのナットをレンチで動かないようにおさえ、14mmのロックナットを締め込んで位置を固定します。

レバー側で微調整する

エンジン側で大まかな調整ができたら、レバー側で微調整を行います。レバー側での調整は、クラッチレバーの根元についているアジャスターで行います。

クラッチのレバー側調整

まず大きな円盤状のロックナットを緩め、続いてアジャスターを回すことで調整します。アジャスターをクラッチレバー側へ締め込んでいくと、遊びは大きくなります。逆に、アジャスターを緩めてネジ山が多く見えるようにしていくと、遊びは小さくなります。

まとめ

この記事では、クラッチケーブルの交換方法と調整方法についてまとめました。

クラッチケーブルの交換は、手順とケーブルの取り回しを抑えれば、ご自身で簡単にできる作業かと思います。また、調整も工具さえあればできる作業です。

ぜひこの記事を参考に、行ってみてください。

 

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ハンドル交換等でロングケーブルに変えたい場合はコチラ

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