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VTR250のリアサスペンションO/Hにあたっての脱着方法

VTR250
この記事は約6分で読めます。

先日の関西パイロン練習会で「リアサスにコシがない」と言われて割と唐突に決めた、リアサスのオーバーホール。早朝5時前からサスを外していきます。

なお、いつも作業しているガレージは、複数人でお金を出し合って借りている場所なのです。リアサスを抜いて動かすのだるい状態のバイクを置いて、他の人の作業スペースが制限されるのは悪いなぁと思って、マンションの駐輪場で作業します。

リアサスの取り外し

VTR250のリアサスは、上下2本のボルト・ナットで固定されています。

下側ナットを外す

下側は、8mm六角のボルトと17mmのロックナット。写真では、チェーンカバーを外して六角レンチをかけていますけど、サイドスタンドをかけた状態だと、車重がサスを介してボルトにかかっているので、ボルト回らないんじゃないかなぁと思ったり。

上側ナットを外す

上側は8mm六角のボルトと14mmのナット。しかし、フレームとのクリアランスがなかったので、六角レンチは入りませんでした。結果として、六角でボルトを押さえていなくても、14mmのメガネレンチだけでナットを緩めることができました。また、作業スペース確保のため、ガソリンタンクを外しています。

ただ、上側のナットを外すにあたって、クリアランスがあまりありません。したがってメガネレンチで緩めて工具を掛け替えてまた緩めて…とする際、作業をスムーズに進めることがなかなかできません。レンチを一度に動かせる角度が小さく掛け替え回数が多くなりますし、視界が悪いので思うように工具をかけられません。そのため、下記のようなラチェットめがねレンチを使用すると、工具の掛け替えという工程がなくなるため、作業がスムーズに進むかと思います。いつも作業しているガレージには置いてあったのに、僕個人の工具箱には入ってなかったよ、、、とほほ

ボルトを抜く

サスを上下で固定しているナットが外せたら、メンテナンススタンドをかけて後輪を浮かせ、さらにエキパイにパンタジャッキをかけて車体を持ち上げていきます。だいたい、メンテナンススタンドからスイングアームの重みが抜けるか抜けないかくらいまで上げます。

そうすると、軽く小突いてやる程度でボルトが抜けるようになります。

外れたリアサス

無事にリアサスを外すことができました。なお、この状態でパンタジャッキを外してしまうと、後ろ足で車体を支えることができなくなってしまいます。まるで宇宙旅行から帰ってきた人のように。予備のサスなんてものはないので、オーバーホールから帰ってくるまでこの状態でいてもらいます。

外したサスペンションです。タイヤから飛んできたであろう汚れがこびりついていて、よく動く部分がこすれていて。まぁ距離66,000km以上走った車体ですし、ここ2年くらいはジムカーナというハードな使い方してますしねぇ。発送前に、サッと取れる汚れだけは落としておきました。

リアサスのオーバーホール

これは完全にお店に丸投げです。kotaさんから教えてもらった1WD Racing Service様にお願いしました。

発送に当たって一筆入れようかと思ったのですが、自宅プリンターが使えないので久しぶりに手書きの文書作成。汚くて読めないわけではないけど、きれいではない。硬筆の段位持ちだったのは過去の栄光。誤字しても書き直す気もない無気力っぷり。もし自分がこれを受け取ったら、そのままシュレッダーにかけるだろうなぁ。

クロネコヤマトの営業所に開店凸して発送。80サイズで送料¥1,044-。

追跡番号から確認すると、発送翌日の午前中に到着したようです。

さらにその翌日、発送の2日後、返送されてきました。超早い。交換した部品でしょうか、同封されていました。

ちょっときれいになって帰ってきたサスペンション。

同封されていたお手紙。送る2日くらい前に電話でお問い合わせしたときに、「漏れてますか?」に対して「動く部分に痕がついてるんですけどこれって漏れですかねぇ」って答えたことに対する返答も書いてありました。ジムカーナやってるVTR乗りで、オーバーホールに出したのが僕以外にいなかったから、特定できたのかな?「Comp、Ten共仕様を少し硬くしておきました」とのことですが、要はサスが動きづらくなったということでいいのでしょうか。

また、分解写真も一緒に入っていました。ちゃんと作業したことが確認できるので、ありがたいサービス。

ここまでしてもらって、

  • 工賃 ¥14,400-
  • オイル、シールキット ¥1,600
  • 送料 ¥700-

これらに消費税10%を足して、合計¥18,370-。リーズナブルな価格だと思います。

リアサスの取り付け

リアサスを差し込む

車体はパンタジャッキで支えて置いてたので、特に何もしなくてもサスペンションは入るはずです。メンテナンススタンドがずれてスイングアームが上がっていると、サスペンションが入らなくなっている場合があります。その際は、パンタジャッキで車体を持ち上げてやるといいでしょう。

上側を固定

まずは上側のボルトを通して固定します。

狭いスペースでメガネレンチを使って頑張ります。オーバーホールしてもらっている間にラチェットメガネレンチを買わなかった自分を呪いながらの作業です。

下側の固定

続いて下側を固定したいのですが、穴の位置が微妙に合いません。

こういう場合は、パンタジャッキでスイングアームの穴とサスペンションの穴が合うように調整します。具体的には、上写真のようにサスペンションの穴の方が上にあるときは、パンタジャッキを下げます。一方で、スイングアームの穴の方が上にあるときは、パンタジャッキを上げます。

コツがいるのはここまでで、ボルトが通ってしまえばこっちのもの。あとは17mmメガネレンチと8mm六角レンチを使って、固定するだけです。

締め付けトルク

リア周りの締め付けトルク

リアサスペンションの締め付けトルクは、上下ともに36N・mです(トルクレンチが入るクリアランスがあるとは言っていない)。

以上、VTR250のリアサスペンションの脱着でした。

シートを押してみた感じ、前よりだいぶ硬くなっている気がします。次の練習でオーバーホールしたサスペンションを感じるのが楽しみだなぁ。うふふ

何度もくどいですが、14mmのラチェットレンチはあった方がいいです。作業スペースが狭いので。

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