モトジムカーナで使用している僕のalpinestarsのレーシングブーツSMX-6、スライダーが擦り減り、さらにはブーツ本体まで擦って穴が空いていました。このままいくと、小指がなくなってしまいます。対策が必要です。さらに、穴の空いたままのブーツを使い続けるのも、見た目的にカッコよくありません。
そう思い悩んでいたところ、ポストンさんからこんなことを教えていただきました。
というわけで、コバプラさんのトゥースライダーを取り付けてみることに。今回購入したのは、次の2点。
もう少しお値段お手頃で下記のようなものもありますが、トゥースライダーを自分で組み立てないといけないという手間があります。その手間をケチった僕は、完成品を買うことにしたのです。
ブーツ用ベースの取り付け
コバプラのトゥースライダーは、ブーツに取り付けたベースにマジックテープで留める形になっています。そのため、まずはブースにベースを取り付けていきます。
- 元々のスライダーを外す
- 元々のスライダー用ベースを外す
- ベース貼り付け部を決める
- 貼り付け部をサンドペーパーで削る
- ベースを接着剤で貼り付ける
1. 元々のスライダーを外す
まずは、ブーツに元々付いていたスライダーを外します。alpinestarsのSMX-6のスライダーは、スライダー後上部で2ミリの六角ボルトで固定されています。
2ミリのヘックスレンチで後ろ側をはずし、スライダーを前方にスライドさせるとツメが外れ、スライダーを外すことができます。
2. 元々のスライダー用ベースを外す
続いて、ブーツに元々ついていたベースを外します。コバプラのベースを取り付けるにあたって凹凸をなくすという意味と、革製品専用キットのため革部分を露出させるという意味があります。
カッターナイフを使って、接着してあるベースを剥がして?削って?切り取って?いきます。
多少見栄えは悪いですが、ベースを貼り付けて隠れる部分なのでヨシ。
さて、ここでブーツ用ベースキットの開封です。
ブーツベース、接着剤、歯ブラシ、サンドペーパー、説明書が入っていました。
3. ベース貼り付け部を決める
元々のベースがついていた部分、擦って穴が空いてしまっている部分が隠れるように、ベース貼り付け部を決めます。位置決めをしたら、ポスカでマーキングしました。
ちなみにベースには、左右があります。それぞれ左右を示すL/Rのシールが貼ってあります。
4. ベース貼り付け部をヤスリで削る
ポスカでのマーキングを参考に、付属のサンドペーパーで表面を削ります。表面に傷をつけることで、接着剤の乗りを良くしてより強固にくっつけることができます。
5. ベースを接着剤で貼り付ける
接着剤をブラシで塗布します。ブーツとベースと交互にそれぞれ4回ずつ塗布しました。マーキングからはみ出るか出ないかくらいに、量もケチらず贅沢に使いました。
接着剤が乾燥してしまう前にブーツにベースを貼り付け、ずれないように養生テープでぐるぐる巻きにしました。このまま放置してくっつけます。
放置している間に型崩れしないよう、ブーツの中には詰め物をしておきます。
トゥースライダーの取り付け
ベースの接着を開始し放置すること約80時間。ちゃんとくっついていることを信じて次の工程に進みます。
- ベースの接着を確認する
- トゥースライダーを取り付ける
1. ベースの接着を確認する
約80時間ぐるぐる巻きにしていた養生テープをはがし、ベースの接着具合を確認します。
ちょっと浮いてる箇所がところどころありますが、全体的にはしっかりとくっついていました。浮いてる箇所は、追々補修していこうかと思います。そういった箇所から剥がれ始めてくるみたいですし。
2. トゥースライダーを取り付ける
トゥースライダーは組立済み完成品を購入したので、マジックテープで貼り付けるだけです。マジックテープによる接着強度も結構あって、ちょっとやそっと擦ったくらいでは剥がれそうにありません。
モトジムカーナの練習で一回使用しただけの雑感ですが、擦ってるときも抵抗がある感じもなく、それでいてそんなにすり減らなさそうで、いい感じです。
まとめ
今回は、コバプラのトゥースライダーをブーツに取り付けました。使用したのは組立済み完成品のトゥースライダーとブーツ用ベースキットです。
もう少しお値段安くセットで揃えようとする場合、下記のフルキットを購入してトゥースライダーもご自身で組み立てるという方法もあります。
接着剤でベースを貼り付けるという形なので、どんなブーツにも取り付けることができそうです。それでいて使用感もいい感じです。ぜひお試しあれ。
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