やってまいりました、僕の今シーズン開幕戦、KPR杯第1戦。前にちくさ高原に来たのは、昨年7月のKPR杯第2戦。お久しぶりのちくさです。
やっぱりちくさは広いなぁ。
前日練習会
路面清掃
練習開始前に、毎度恒例の路面清掃です。小石から細かい砂粒まで、ブロワーかけるととんでもない量になります。ということで今回は、上下カッパ着てフードを被り、ゴーグル代わりにサングラスをかけ、マスクをして、耳栓代わりにイヤホンをしてと、知らない人が見れば完全に不審者な格好。
まぁこれだけ掃除しても、一日走ればまた砂利まみれになるわけですが。
そんなこんなで1時間半くらいみんなで路面清掃をして、練習開始。
お品書き
今回のコースはのりだーさん作成の今回特別コース。
いつもみたいにちょっとこまいセクションありつつ、そこそこの開けどころアリなコース。といってもシフトアップするほどでもない距離感。
にしても、やっぱりちくさは広い。
タイヤ交換
前日練恒例の、タイヤ交換タイムです。リアタイヤを新品に交換。
外したタイヤがこちら。
え、めっちゃ溝あるやんけ、と思うじゃん?
反対側はこうなってるんですよ。
そういうわけで、もうこのタイヤは処分。
ちなみにフロントタイヤはこんな感じ。
本当はフロントタイヤも新品を準備してたけど、大会当日も雨予報だし、今後に温存することにしました。リアもわざわざ新品にしなくても、程度のいい中古でよかったかもしれない。
タイヤを変えた直後のタイムが、1:15.309。確か仮想トップ(ひっさん調べ)が1:05.54とかだった気がするので、ちょうど115%くらい。
ここまではドライで走ることができていましたが、いよいよ降ってきて完全にウェットに。
ウェットで20秒出たし、今日はもういいかなぁ。そんなことを言ってたぶんちゃんですが、僕が17.3を出したのを見て、走ってトランポに戻り、いそいそとウォーマーを巻いていました。ぶんちゃんかわいい。
キャブセッティング
今までちくさでは、パイロットスクリュー2と3/4回転戻しで走っていました(純正セッティングよりさらに1/2回転戻し)。しかし、天候のせいで許容範囲からずれたのか、深いターンからの脱出で息継ぎするような感じ、回転で失速しすぎるような感じがありました。
この状態で練習を開始して、最初の枠では18.1。
その後さらに1/4回転戻して(計3回転戻し)、15.3とベストラップ。しかし、これでもまだあまり満足出来なかったのでさらに1/4回転戻してみました(3と1/4回転戻し)。
雨が降りしきる中、これでそこそこの走りができた気がするので、これでヨシ。
そんなこんなで、合間に車検と事前受付を済ませて、前日練終了。
お泊まり
宿代をケチりたい、なんだかんだで割とどこでも寝られちゃう僕は、今回は車中泊。いつも皆で泊まっているロッジが使えないためです。
トランポの中にDODのバッグインベッド(コット)を敷いて、寝床完成。
バイクはどうするかって?
会場に置き去りにしていきます。
お片付けというか、寝床づくりが終わってから、山を下りエーガイヤへ。
のぼせる直前まで湯船に浸かり、雨で冷えた身体を温めます。エーガイヤ内のレストランで夕飯を食べて、19時ごろには車中泊ポイントへ。特にやることもないので何かやる元気もないので、21時くらいには寝たかな?
大会当日
朝からすげー霧。ひどい時には会場半分くらいまでしか見えないくらい。
今回のお品書きはこちら。
今回のフリーセクションは、各ゲートを両方向に1回転以上通るというもの。
はじめは4の字を2回描くように通ろうかと思いました。しかし、コースを歩いてみるとゲートが思ったよりも狭く、外を大きく回らないといけなさそうだと思い、却下。
結局、縦縦回り込んで横横と、距離を短く走ることに。
1ヒート目
後半出走の僕は、前半にお仕事。今回は計測補助。
ちゃんと問題なく計測システムが動いているかを監視しつつ、各選手のタイムを手書きで記録しておくお仕事。お隣ではもう1人、タイムをPCに入力していく計測係がおり、ダブルチェック体制。
さらに一通り出走が終わった後、2人でタイムの読み合わせをしてチェック。もし齟齬があれば、その場で計測器につながったPCの生データで確認。
よくできたシステムだなぁと感心しました。
前半組が終わり、出走準備をしてると、さらに霧が深くなっていました。
そんな中走った1ヒート目。
もうね、タイヤが冷えて滑って何もできませんでした。8の字エリアですでに滑り出しており、スタート前から意気消沈。完全に置きにいった走り。
だがしかし、なぜかクラス暫定2位に。みんな、ひどいコンディションで大変だったんだろうなぁ。しかも、初っ端からぶちかましてくれた人がいたから、怖くなるよね。
そして、お昼休みにBBQする人たち。
1ヒート目はコースウォーク後からウォーマーかけ始め、ウォーマーカバー・バイクカバーかけて1時間ちょいでホイールまでは温まりきらず、タイヤが冷えるのも早かったのかなぁと推測。
その反省から、お昼休みからウォーマーをかけ始めました。
2ヒート目
そんなこんなで迎えた2ヒート目。ホイールほんのり温まったかな、くらい。やっぱりタイヤすぐ冷えそうな気がする。
そういう一抹の不安を抱えながら、スタートラインへ。
1本目のパイロンをターンする際にすでに滑ってるのを感じ、やっぱりか。オーバルからの一気に加速して180度ターンも滑ってオーバーランするし、エの字セクション入口も滑ってパイロンに寄せすぎて服引っかかるし、270度ターンで足付くし、もうはちゃめちゃ。
滑って進入ラインミスった、けどパイロンはかわせた、と思って走ってたら、気づいたらパイロン倒れてたよね。動画見返したら、服がばっちり引っかかってたよね。まぁ服が引っかかってなかったとしても、テールで倒してたかもだけど。
結果
今回の最終リザルトはコチラ。
生タイムであればクラス3位だったし、クラスタイムも出てたのに…。
Dクラス3位から5位まで差がコンマ1秒という大混戦。ペナのせいで順位を落としたぶんちゃんと僕。ぷぎゃー。
そして翌日、雨で汚れた諸々を洗い流すと同時に、記憶も洗い流しましょう。
タイヤ冷えたら何も出来なくなるのどうにかしたい。雨用タイヤを導入するか…?
おまけ
閉会式中に雨が降ってきた時、傘入れてーって隣に行ったら、周りからいじられて耳まで真っ赤になるぶんちゃんかわいい。
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