211106 kota練 〜適正なライディングポジションのためのあれこれ〜

VTR250
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昨日は、パイロンパーク鈴鹿さんで第0回kota練でした!ノービスが対象のモトジムカーナ練習会で、エントリー開始その日のうちに定員に達してしまった期待値MAXの練習会です。天候にも恵まれ、よき日に開催となりました。

参加者12名に対し、kotaさん+6名の黒子+PPSの所長ご夫妻という、充実した体制。とても豪華で手厚い練習会でした。

座学

一番最初はPowerPointで作成されたスライドを使った座学でした。

テーマは「ライディングポジション

ライポジの基本はリーンウィズで、上半身の力を抜いて下半身でホールドすること。上半身に力が入ってしまうと、バイクの自然な動きを邪魔してしまいます。

シートに座るにあたって、基本は「骨盤を寝かせる」こと。人によってはお尻の穴を前に向けるとか尾骶骨をシートに刺すようにとか言う人もいますが、一番しっくりきたのは今回紹介された「行儀悪く電車のイスに座る」というイメージ。

ライディングポジションは乗り手の動作に影響を与え、ひいてはバイクの動きに影響を与えます。しかし、このライポジは絶対的な正解があるというものではないようで、その人の体格や車種、好み、乗り方で各自違うものだということでした。正解はタイムが出るもの。トライandエラーが必要だということで、自分にとっての正解を見つけるのは時間がかかりそうだし、将来的に乗り方が変わってきたらまた変わってきそうだし、沼な予感…。

自然とフォームがとれるようにバイクに手を入れていく部分は、ハンドル、シート、ステップ、レバーの4つ。

ステップ

ちなみにこの4つのうち、すでにステップには手を入れてあります。

純正ステップだとオーバルなんかでフルバンクさせたときにガリガリ擦っていたので、8ポジションから好きな位置に変更できるマルチステップに変えています。

位置は純正比較で真上に上げた位置。ステップ変更したときにちょっとバックステップ気味にしたりもしてみましたが、結局は真上に落ち着きました。さらに、足がちゃんと載せられる分だけあればいいと思い、ステップ自体も短く切断しております。短くしすぎたような気もしないでもないけど、今のところ特に支障はないのでまぁいいか。

座学中では、「高いとステップを踏んで切り返す場合は、切り返しが遅くなる」と言われていました。ただ、自分自身の走りを考えた時に、踏んで切り返している感じしないし、もっちゃんやどMのさんなんかも踏んでなさそうだったので、とりあえず高くしたままでいいかなという感じです。

シート

またシートについては、基本的にあんこ抜き推奨だそうです。

シートが低く薄くなれば、重心が下がって切り返しが早くなるサスペンションやタイヤの挙動が伝わりやすくなるというメリットがあるとのこと。

たしかにVTRでB級昇格したてくきかさんのシートは、シートというよりもはや板だしなぁ。

ただ、シートの厚みを変えると相対的にハンドルの近さ遠さも変わってくるので、ハンドルもいじる必要が出てくるとのこと。さらにあんこ抜きだとシートのスポンジを削るため、後戻りができなくなります。予備のシートを手に入れてからの挑戦か、もはや完全に割り切ってテールごとレーシーな感じに変えちゃう?

シートについてはしばらくは保留でしょうか。

レバー

ブレーキレバーに常に指をかけて走ると、スロットルの基準になるし、すぐにブレーキ操作できるしで、実際に僕もやっていました。

しかし、今回の話の中で新たに知ったのは、クラッチレバーにも指をかけっぱなしにするというメリットです。レバーに指をかけっぱなしにしてるメリットとして、上記以外にもハンドルを握りすぎずに脱力できるというメリットを知りました。また、ブレーキ同様にクラッチにも指をかけておくと左右対称の姿勢になってハンドルの握り方が安定するとのこと。

実際にクラッチレバーに指をかけて(置いて?)走ってみたところ、自分が思っていた以上に左手でハンドルを力入れて握っていたことに気づきました。

今後クラッチレバーに指をかけて(置いて?)走るということも試して練習していこうかと思います。

ハンドル

ハンドルは取り付け角やらスペーサーやらハンドル自体の交換で様々に調整することができます。

高すぎず低すぎず近すぎず遠すぎずという、絶妙なポジションを探るのは、沼でしょう。

今回、走っているのをみていたkotaさんより「ハンドルが遠いのでは」というコメントをいただき、ちょっとだけ角度を変えてみました(マジックによるマーキングが最初の位置)。

時間がなくてポジションの試行錯誤はできませんでしたが、今後色々と試してみて、しっくりくるポジションを見つけていきたいと思います。

基礎練習 – 制動を使ったフォームの確認

座学の後は、実際にバイクに乗っての基礎練習でした。

目標制動

最初は目標制動。まっすぐ走って目標で止める。ただそれだけ。

しかし今回の主な目的は姿勢の確認。上半身の脱力下半身でのホールド加減速Gでブレないこと。を意識しての練習です。

ある程度フォームが確認できたら、ちょっと頑張りめでアクセル開けて頑張りめで止めるようにしましたが、これがまた難しい。姿勢の確認という目的での練習でしたが、目標制動自体を目的とした練習もありなんじゃないかと思いました。というのも、ジムカーナのコース上では旋回するために、目的の場所で旋回スピードまで過不足なく落とすブレーキングが求められるからです。ブレーキが足りなければオーバーランしてしまうし、ブレーキをかけすぎるとタイムロスにつながります。また、ゆったりとブレーキをかけてゆったりとスピードを落とすよりも、最小時間のブレーキですばやく速度を落とす方が、タイムは上がるはずです。ジムカーナにおいて、ブレーキングは重要な技術だと思うからです。

旋回して止める(旋回制動?)

お次は、目標パイロンでターンしてその横で止める練習。

ここでの目的は、ハンドル位置の確認ハンドルに力が入っていないか視線が近くなっていないかの確認。

いや、これ、アホほど難しいですよ。だって旋回直後って普通はアクセル開けますやん。開けてバイク起こしていく前提でいるから、いつも通り回ろうとすると止まるタイミングってめっちゃ不安定な状態になってますやん。事前に目的を聞いてはいたけど、止めることにばっかり気が入っていて、本来の目的なんか忘れてしまってましたよ。

基礎練Dコース・8の字エリアを使った練習

お昼休憩の後は、PPSさんの基本レイアウトでの練習。基礎練Dコースを使った練習とのことでした。以前8月に練習に来た時に走ったことのあるコースなので、以前との比較もできそうだと思いました(むしろDコースしか走ったことない)。

2ヶ月での成長

初めはどんなもんかと思いながらちょっと抑えめで走ってみたところ、以前頑張って出した47〜48秒台が出てしまいました。そこで、本気のタイムアタックをしかけてみました。

結果、ベストタイムの46.018秒を叩き出しました!仮想トップタイムが39.000秒なので、118.00%。自分の成長を感じました。


以前と比べると、アクセルがより開けられている、ターン進入時のバンク角が深くなっている(ターン中に寝かしていくという動作が減っている)、より小回りができるようになっている。という成長ポイントでしょうか。

しかしそれで調子に乗ってしまった僕は、アクセルの開けすぎで盛大にスリップダウンしてしまい、ハンドルを曲げてしまいます。以前kotaさんは鉄パイプを持った講習をするという噂を聞いていたのに今日は出番ないんだなぁと思っていたら、こんなところで出番が出てきました。鉄パイプのおかげでハンドルの曲がりを修正しました。

もっと車両特性に合った走らせ方

VTRという車種の特性上、ブレーキングでスピードを落としすぎると再びスピードに乗せるのに時間がかかってしまいます。スプロケを多少ショートに振っている(13 – 44)とはいえ、僕のバイクもそうです。kotaさん曰く、ミニの走らせ方に似ていると。ブレーキングをがんばるのではなく、立ち上がりでパイロンに寄せるようなライン取りを意識してみるようにアドバイスもらいました。タイヤも練習用に減り気味なやつ履いてたし、なおさら。

そこで教えてもらった練習法が、8の字の立ち上がりでパイロンにテールを当てる練習。進入の時からしっかりとバイクを寝かせていき、脱出のときに次の方向へバイクがちゃんと向いているようにするという練習。

初めはなかなかできませんでしたが、進入でちゃんとバイクを寝かせるということを意識すると、段々とできてくるようになりました。その結果、8の字の全体的なスピードも上がった気がします。以前ハエさんに言われた「早寝早起き」を基礎練で体感できました。

新しい走らせ方の発見

また、僕の8の字を見ていたkotaさんから「ノーブレーキで8の字を走ってみて」と言われました。??!??!?!!???ノーブレーキで8の字?何言ってんだこいつ?と思ったのは内緒です。

実際に走ってみると、曲がらないこと曲がらないこと。

するとkotaさんから「曲がる方向に頭しか向いていないから、肩より下も腰から向けるように」というアドバイスをいただきました。これを意識すると、曲がること曲がること。

ノーブレーキ8の字で、ブレーキに頼らずに体でバイクを曲げる感覚をつかむことができました。今までは曲がるためにおもっくそブレーキかけて”ふんがっ”て曲げてたのが、基本は体を使って曲げていき、さらに効率よく曲げるためにブレーキを使うっていう走り方を発見しました。

バンクさせていき体を使って曲げる態勢を作ったところで、フロントブレーキをクッとかけることで一気にサスが沈んでハンドルが切れ込んでターンができる感じ。今までブレーキをグーーっとかけてサスを沈めてそこから頑張って回っていた感じだったのが、ブレーキを使う量が減ったので旋回スピードを上げられた気がします。

そんな走らせ方を知る前と知った後のDコース比較が下の動画です。左が知る前、右が知った後となっております。旋回スピードが若干上がっているような気がします。たぶん。


この走らせ方をマスターすることができれば、さらなる成長ができるような気がします。

まとめ

初開催のkota練でしたが、コースでも8の字エリアでもどこを走っていても講師の誰かしらが見ているという体制で、とても充実した練習会でした。自分自身も多くの得られるものがあって、とても充実した1日になりました。

新しく多くのことを知り、ジムカーナの奥深さを知ると同時に、追求していく面白さを感じました。え?それ沼だよって?知ってますよ!

今後も可能な範囲で開催してくださるとのことで、また参加したいと思っています。そして技術向上してkota練卒業レベルまで到達することができれば、黒子として開催を支える側に回れたらとも思います。言語化するということは、自身の思考も整理されますし、初心者だから他のレベルが高い練習会に参加するのはちょっとって躊躇する層を対象とした練習会はいくらあってもいいと思うからです。

この冬、新しい走らせ方を意識して練習し、来シーズンにさらに成長した走りができればと思います。

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