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220402 kota練 〜kota練がいつのまにやらkota杯になっていた〜

VTR250
この記事は約9分で読めます。

4月2日、PPSさんで行われた第2回kota練に参加してきました。今回は大会参加未経験の方向けという内容とのことでした。僕は2020年秋から地方戦に参加し始め(プロフィールページ参照)、だいたいの大会の流れとか雰囲気はわかってきたかな?という感じ。そんな僕が果たして参加してもいいものか?もっと今回のkota練にふさわしい人がいるんじゃないか?とかエントリー開始されても悩んでいました。これまでのkota練はだいたいエントリー開始時刻になったらすぐに申し込みをしていた僕がなかなかエントリーしてこないことが気になったのか、主催のkotaさんからエントリー始まってるよってメッセージが来ました。kotaさんは大会でも何度もお会いしてますし、僕が大会参加未経験ではないことは知っているはずです。そのメッセージで、僕も参加していいんだな、今回は大会ってこんなんだよって内容以外にもシグナルスタート練習もあるしな、と参加を決めた次第です。

ウソです、単にエントリー開始時刻にアラームかけるの忘れてただけです。kotaさんその節は連絡くださってありがとうございました。

座学その1 ”大会のアレコレ”

座学の前半は、大会ってこんな感じだよー、地方大会では参加者がこんなお仕事するよー、とかとか、だいたい知っていたこと。うんうん、そんな感じだよねー、それあるある、とか考えながら聞いていました。

印象的だったのが「大会はコミケ、お客さまではなく参加者」という言葉。地方大会ってみんなで大会を成立させて盛り上げている部分、あるよなぁと思います。

座学その2 ”0発進加速、スタートのしかた”

後半は、スタートについて(kotaさん的には前半後半分けたつもりがあったかどうかはわかりませんが、個人的に分けてみた)。

ポイントとしては、

  • いい感じのトルクが出るくらいの回転数でクラッチをつなげるようにする。
  • ウィリーしないように前傾になりたいけど前傾になりすぎるとリア荷重が抜けて駆動力が減っちゃう。
  • スタート方式は人それぞれ、クラッチ全切り待機/半クラ待機、リアブレーキで止めとく/フロントブレーキで止めとく、上半身で反動をつけたり、フロントブレーキかけた状態でフォークを引っ張ったり、逆に縮めたり。自分に合ったスタート方式を見つけたいなぁ。

といった感じ。

これまでスタートについては深く考えたことはありませんでした。しかし、効率よくいい感じにスタートを決められれば、コンマ数秒稼ぐことができると知って納得。転倒やバランスを崩して足つきをするリスクを取ってコース上でコンマ数秒稼ぐより、スタートでコンマ数秒稼ぐ方が、リターン/リスク比は高いです。

おまけと言ったらあれですけど、今回のレジュメにはタンビーナさん手描きの挿絵がたくさん使われていました。かわいくて最高。

それにしてもタンビーナさんiMacを12年も使ったとのことですが、長持ちしすぎでは?僕がMyパソコンを持ちはじめて10年、今使ってるの4代目ですよ?

スタート練習

座学の後は、お外に出てシグナルスタートの練習です。練習のときにシグナルスタートができる機会なんて、ほとんどありません。関西パイロン練習会で、大会前の機材チェックをするときくらいかな?機材の問題もありますし、スターターを常に一人置かなきゃいけないという労力もありますし、毎度毎度できませんよね。

シグナルスタートをして、先のパイロンでターンして帰ってくる。以上。そんな「1本GP」というkotaさんオリジナル(?)のGPで練習です。パイロンの位置を変えて、それに合わせた加速のさせ方なんかも練習できる、いい練習法だと思いました。GP自体のタイムではなく、スタートのさせ方に重きを置いた練習で、毎度リアクションタイムを教えてくれました。

ことスタート方式に関して、これまで深く考えたことはありませんでした。ただ、よく練習している関西パイロン練習会では、敷地の都合上スタートエリアが左下がりになっていることが多く、リアブレーキを使おうとするとバランス崩しそうになります。そこで、フロントブレーキをかけながらアクセル操作をするという、自分で言うのもアレですけどなかなか器用なことを常態的に行なっていました。

ただ、自分でもはっきりわかるくらいリアクションタイムはよろしくありませんでした。計測したことはなかったけど、なんとなく体感的に。その要因の一つとして、クラッチ全切り状態でスタートタイミングを待っていて、スタート!!って思ったところからクラッチをつなげることをしていたからなのではないかと考えました。

そこで、今回こんなやり方もあると知った、半クラ待機を試してみることに。さらにetsugoさんスタイルに寄せ、フロントブレーキかけながら半クラで駆動力をかけてフォークを縮めていき、スタートタイミングでフォークを伸ばしてトラクションを稼いでいくというやり方を、一日練習していました。なんでetsugoさんスタイルかって?イケイケイケメンだからに決まってるじゃない。

半クラ待機だと、あとはクラッチ操作の幅が小さくなるし、ブレーキ離せば飛び出せるし、いい感じなんじゃないかと。あとはどのくらいの回転数でどんなもんの加速か体得して、1本目のパイロンまでの距離と進入の速度感を合わせていけばいい感じなんじゃないかと思います(簡単に書いたけど簡単にできる気は全くしない)。リアクションタイムも上々でした。

第1回kota杯

午後からは模擬大会ということで、第1回kota杯の開催です!

朝の受付でもらったコースを、30分ほどの時間で歩き、2ヒートの計測です。コース図をもらってからコースウォークまで時間があれば、それまでに覚えることができます。そして歩くときにはライン等々に集中して歩けます。そういうわけで、割と大会当日の朝の競技説明なんかを聞かずにコース覚えをしていたり、今回も座学のはじめの方聞き流しながらコース図を見ていたことは、内緒です。

僕の考えたコース攻略というかライン取り

座学の時間とコースを歩きながら考えたライン取りがこんな感じ。ボールペンで一度書いたとこに上から書き直したりと見づらいですが、こういうのは本人がそのときに分かればいいんです(じゃあなぜ載せる)。

スタッフのおhurry様が、Twitterに考えたライン取りをアップしていました。

僕との違いは、2本目パイロンと上の大きめ8の字の寄せポイント、最後の回転からゴールまで、といったところでしょうか。2本目パイロンに関しては、3本目との距離感からして、スピード落とさないように、あまりブレーキやハンドルの切れを使わないようなラインがいいんじゃないかなぁと思いました。マシンや技量にもよるんでしょうが。大きめ8の字については、初めはおhurry様と同じラインを考えていましたが、コース図で見ていたより中央の青赤間が広く、長い直線をできるだけ直線にして短時間で駆け抜けたいと思い、オーソドックスな大きく入って小さく出る方式にしました。最後の回転は、クリッピングポイントをもう少し手前にとって、青パイロンをかわすのではなくかすめるくらい真っ直ぐに開けていきたいと思いました。

結果はいかに

こんな感じ

2ヒート目は割といい感じで考えてた通りのラインをトレースできていた(と自分では思ってる)のですが、最後かすめる予定だった青パイロンに当たってしまい1ペナ。うぅ、ペナがなければ、あんなちゃんとお豆さんに勝ててたかもしれないのに…。

ですが、今回のkota練の目的を思い出しましょう。シグナルスタートの練習ですよ。そのためにタンビーナさんがずっとスターターをやってくれて、リアクションタイムを取ってくれてたんですよ。そう、大事なのはいいスタートが切れたか、それを客観的に判断する一つの基準がリアクションタイムなんでしょう。

僕のリアクションタイムは……、1ヒート目0.03!2ヒート目は驚異の0.00!どちらかいい方だけでなく、2ヒートのリアクションタイムを足したものでもトップでした!

そういうわけで、リアクションタイム賞をいただきました!やったね!

(だいづ、もやしが微妙に目線をくれないんだよなぁ…)

kotaさんにプレッシャーをかけられるなど。

走り込み

したいと思うじゃん?でもさ、ちょっと走った後、デカパイロンが置いてある下のブロックにステップぶつけてポロリしました。

しかもネジ山がダメになって取り付けできそうにありません。

そういうわけで、撤収。

外れたボルトを見るとやけに短い気がして、折れたのかと思ったら反対側も短くて。

もうちょい長いボルトに変えたいなぁと思い、帰りにホームセンターへ。売り場のネジサイズチェッカーで調べてみると、W5/16の18山。頭が12ミリの六角ボルトならこのサイズあったけど(それでも長すぎた)、ステップのこんなとこにレンチなんて入らんしなぁ。なんでインチサイズのボルト使ってくれとんねん。

ちなみに、そのステップはこちらの商品(のシルバー)。

でもね、同じものもう一個買ってあったんだよね。そういうわけで、帰って早速ステップ交換です。

VTR250のステップ交換

ステップを留めているピンが抜けないようになっている割りピンをラジペンで真っ直ぐにして引き抜きます。

割りピンとステップホルダーの間にワッシャーが一枚入っています。

割りピンを抜いたら、後ろからハンマーで小突いたり頭を引っ張ったりして、ピンを抜きます。

そして、スプリングの向きを間違えないように組み、ピンを入れて留めます。スプリングがあるので、ちょっと押しつけたりしないとやりづらいかも。ワッシャーを忘れずに入れて割りピンをつけたら、完成!なお、本来割りピンは再使用しないものですが、SDGsの観点から今回は再使用しました。

でも、このままじゃ長いんだよね。ってことで、サンダーでぶった斬ります。まだ一度も使っていない新品のステップですが、そんなもの気にしません。

切断面がちょっと汚いけど、コケたらいい感じに均されるでしょう。

最後に、ステップのポジションを変えて、おしまい。

まとめ

今回のkota練は、大会ってこんな感じ、スタートって大事だよね、の2本立てでした。そしてkota杯として模擬大会を行い、表彰まで行って、トロフィーまでもらっちゃって、楽しく得るものが多い練習でした。

スタートについては、今後さらに詰めていく必要があるなぁ(リアクションではなくスタート直後のダッシュの方、だってリアクションタイム賞取れちゃうんだもん←)といったところです。

kota杯が、毎年シーズン初っ端の恒例行事になるのかなぁ。なってほしいなぁ。いずれは大会運営側で参加したいなぁ。

そんな感じでおわり

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