5月ぶりの鬼パイへの参加。会場近くに天然記念物の鳥さんが巣を作って子育てをしていたそうで、しばらく開催見送りになっていました。会場近くには、鬼さん何人かいらっしゃるのですが、なんだか違和感が。よくよく見ると、今までしていたマスクが見当たりません。昨年11月、今年の4月の写真ではマスクを確認することができたのですが…。距離が確保できて会話がないのであれば、マスクは必要ないですよっていう厚生労働省からの発表に準拠しているのでしょうか。
今回の新たな試み
コバプラのトゥースライダーの取り付け
擦って削れて穴の空いていたブーツがみっともなかったので、ブーツにコバプラのトゥースライダーを取り付けてみました。
アップステップ化
ブーツをガリガリ擦ってバンクが制限されることが減るように、そして何より新しいトゥースライダーが長持ちするように、簡易的なアップステップ化を行いました。
スイングアームシャフトをゆるめて、ステッププレート下部の位置を決めているピンから抜いてしまうやり方。また、ステップだけ上げてもつま先を擦ってしまうのではと思ったので、ブレーキペダルとシフトペダルもちょっと上げました。またがってみた感じ、そんなに違和感はないかな。
午前の部
午前の基礎練習は、Iの字GPとスラロームリバースGP新作の2種類。こういう基礎練でいろいろと試してみて、こんなセクションはこう走ったら速いっていう引き出しを増やしてほしいとのこと。
Iの字GP
Iの字のセオリーといえば、ブレーキングしながら大きく入って曲げていき、パイロンに寄せて小さく脱出する、次に向けてアクセルを開けていく。でしょうか。初めはそのように走っていたのですが、試しにアクセルのオンオフとブレーキを減らして走ってみました。最短距離を意識するして走るわけではなく、平均スピードを上げようという魂胆。具体的には、フロントブレーキは、スタート直後の赤パイロン、奥の青を終えた後の赤パイロン、その次の緑パイロン、その3ヶ所まで減らしました。その他はリアブレーキで微妙な速度調整程度。また、いつも旋回中はリーンウィズで膝あたりでタンクを内側に押し込んでいるのですが、ひたすら右バンクが続く部分では、リーンイン気味で内腿でタンクを斜め前に抑えるような感じにすると、いい感じでした。その走りがこちら。
VTRの走らせ方的には、ブレーキを減らしたこの走り方がマッチしているのかもしれません。なお、最後の緑でブレーキをかけたのは、手前の大きな溝を越えないように小さく脱出したかったからです。ここでブレーキかけずに大きく脱出したら、フルバンクで溝を越えたときにバイクの挙動が乱れて怖い思いをしました。
そして調子に乗った僕は、新品トゥースライダーを早速傷物にしてしまいましたとさ。
スラロームリバースGP新作
スラロームと回転という、僕の苦手の詰まったコース。最後の2連回転の間でできるだけスピードに乗せてタイムを稼ぎたく、進入でリアが滑るくらいまでど根性でアクセル開ける。
もっちゃんより「スラローム入り口・折り返しの向き変えでは、次のパイロンをちょっとすぎるくらいバイクの向きが変わるまで、アクセル開けるのを待った方がいい。その方が次以降の繋がりがよくなる」とアドバイスいただきました。
お昼休み
名物鬼パイ弁当
糖質を摂ると血糖値が急上昇し、それを下げようとインスリンが分泌されて血糖値が下がり、エネルギーが消費されて集中力が低下する。なのでタイムアタック前にごはんを食べるのは避けた方がいい。そんなことは知っていますが、この後模擬大会ですが、鬼パイ弁当の場合は話は別です。
模擬大会のお品書き
午後からの模擬大会コースはコチラ。
前半の270度ターン、中盤の2連8の字が小さくて回りづらそうな印象。また、後半のIの字は午前中のIの字GPの成果が試せそうな感じです。
午後の部
模擬大会
お昼休みの間にコースウォークをして、その後2ヒート計測するという、大会を意識した練習です。
- 1:04.592
- 1:04.960
2本目の方が遅くなるってどういうことやねん。1本走って考えすぎちゃったのかなぁ。
ひっさんを104%とすると、118.30%ここのところの戦績から考えると、まぁそんな感じでしょう。コースウォークで感じた通り、270度セクション、小さな8の字がしんどくて、細かい部分の技術が足りていないなぁと思いました。
走り込みのベストは1:02.230、仮想トップが53.3で116.75%。5月の鬼パイでは走り込んで116.42%だったので、もうちょっとなんとかならなかったのか。
最後のミーティングでの反省会
一番時計のもっちゃんによると、細かい部分はパイロンから離れすぎないように小さく小さく回るようにしたとのこと。それがコースでできるように、普段の基礎練習で自分の旋回半径を理解しておくのが大事だよね、っていうお話。
また、大きなオーバルから中のフリーターンに進入するとき、円周に沿って入るよりちょっと大きくとって真っ直ぐ入っていく方がよかったという話でした。実際僕はオーバルから離れないようにギリギリのラインで進入を試みていましたが、上の動画のように余計にバイクを振ってコネコネしてるのがロスになっていたように思います。真っ直ぐに加速して脱出できればこれでもよかったのかもしれませんが、ゲートのパイロンを避けるためにバイクを曲げているため、進入でのロスを減らす方がよかったかもしれません。
今回、というか最近の僕は、ハイスピードからのターンインでリアタイヤを滑らせて向き変えをしていたのですが、どうやらジムカーナ的にはロスになっているようです。楽しいのに、、、速いと思っていたのに、、、もうね、ひっさん即答でしたよ。すごくタイムリーに検証した方もいらっしゃいました。僕も見直してみよう。
比較動画での反省会
本日トップのもっちゃん、タイムが近かったケンケンさん・じぇーさんとの比較をしてみました。
もっちゃんのターンがえぐい速い。
同じくらいの位置の動画のスナップショットですが、少なくともタイヤ1つ分くらいパイロンへの寄せ方が違うのと、ターン時の上体の使い方が違うように見受けられます。先日愛媛D杯の記事でも書いたような、僕の悪い癖でしょう。
また、リアをスライドさせていた2つ目の8の字入りの部分、ケンケンさんとじぇーさんと比較しても、明らかに僕が遅れているように見えます。やっぱりリアスライドはロスなのかもしれない。
次への課題
- 回転の際に上体が反らないように意識する
- リアがスライドしないようにセッティングを見直す
参考アドバイス
kotaさんいつもありがとう💓
コメント