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230212 たこやきチーム練 はじめてのコース作成と不思議の言語化

フリーセクション VTR250
この記事は約5分で読めます。

前回10月のチーム練から、約4ヶ月ぶりのチーム練。

今回は、初めてコース作成に挑戦してみました。

お品書き

作ってみたコースはこちら。

230212チーム練コース

コースを作る上で考えたのは、

  • 短い距離でもバンクして進入する姿勢を作る自分の練習
  • そこそこスピードに乗るセクションを作ること(うっっっひょぉぉぉぉぉぉい!!てやりたい)

実際にパイロンを並べながら、ここは傾斜になってるからとか、ここは膨らみそうだからとか、ここに制限つけてみたらとか、先輩方にアドバイスをいただきながら完成。

230212チーム練コース改

初案から大きく変わった点は、フリーセクションの右奥に規制を設けたところ。とものりーたさんのアイデアです。

フリーセクション攻略パターンあれこれ

フリーセクション

今回のフリーセクション攻略パターンとして考えられるのが、4パターン。

  • 王道っぽいけど気づいてしまえばあまり使われないとりあえず型2つ
  • スピードと走りやすさを重視した初心者向き型
  • スピードをある程度維持しつつ距離も短くしたいバランス型

とりあえず型×2

230212-チーム練フリーセクション1

脱出を真っ直ぐ距離をとって加速していくパターンと、進入を真っ直ぐしてオーバルからの急減速するのを抑えるパターン。

いずれも4の字を描くような走り方です。

対辺を結んでいく形なので、パッとイメージしやすいパターンです。ただ、下の2パターンに気づけば、角度の大きいターンで大きく減速することになるこのパターンは、最終的に誰も選択肢ないパターンになりました。

初心者向き型

230212-チーム練フリーセクション2

上辺から入っていって、Uの字(上→右→下→左)に抜けていき、次の進入角度もゆるいパターン。

このパターンは、進入もしやすく、次にもつなげやすいパターンになります。ゆるい感じなので、減速幅も小さくて走りやすい形になります。

ただ一つ難点は、ちょっと走る距離が長いということ。

バランス型

230212-チーム練フリーセクション3

左辺から入っていって、Uの字(左→下→右→上)に抜けていくパターン。

進入と次への繋ぎがちょっとだけキツくなるものの、走る距離は短くてスピードも落としにくい形。

仕込んだトラップ

いずれの型も、上辺もしくは左辺から進入することになります。規制パイロンがあるので、下辺から進入すると余計な距離を走らないといけなくなってしまいます。

そこでひねくれ者の僕は考えました。ここにトラップを仕掛けてやろうと。青三角オーバルからの赤パイロンの先を見ると…

フリーセクションのトラップ

なんとここに入っておいでと言わんばかりに、手前の2本が広くとってあるではないですか。このセクション以前にちゃんとイメージしておかないと、その場のノリで処理しようとすると、大幅なロスをしてしまう設計です。

なお、フリーセクションのパターン走り比べをしている際、うっかりそのトラップに引っかかってしまうコース設計者ぼく。どうもクソザコです。 

自分で作ったコースを走ってみて

一番の問題は、三角オーバルと最後の青Iの字部分。タイミングが悪ければ、ちょうど互いに向かい合ってしまいます。しかも、三角オーバルは連続回転の後なので、前走者のタイミングを見て回避するのも難しく。

実際にはありませんでしたが、万が一タイミングが被ったときに転倒して滑走してしまったら…。

安全面の観点から、考えが及んでいなかった部分です。

また、傾斜と敷地の門を避けた結果、三角オーバルとその部分の回転がかなりきつくなってしまいました。さらにコース図上のオフセットスラロームもキツめに設定したので、全体的にしんどいコースとなりました。

コースウォークでドSと言われて薄々感じていましたが、走ってみると想像以上でした。

練習

はじめに何本か走って出したタイムが1:00.683。

特に連続回転、一ヶ所ミスすると後々までダメダメになる辛さ。体力的にもなかなかキツい。

さらに走り込んでタイムを詰めて、59.474。

フリーターンは4パターンとも試してみましたが、タイムが出たのは初心者型でした。

2ヒート計測

チーム練では、午後一番に2ヒートアタックがあります。そのタイム前に、もう端が反ってきてたフロントタイヤの交換。

端が反ってきたタイヤ

次のタイヤは、昨年最後のトライでだけ使った、限りなく新品に近い中古タイヤ。

新品に近い中古タイヤ

タイヤを変えて意気込んで臨んだ2ヒート計測ですが、

1本目は1:00.321、2本目は1:00.487。

午前のタイムは更新できない結果に。

仮想トップが53.000で、113.813%でした。

その後走り込んで、1分切りは何度か果たすものの、午前の59.474には届かず。最終的にベストで112.215%。

このコースの攻略ポイント

どうもこうもうまくいってないときに、2ヒート計測でトップタイムを出したぽちさんから、コース攻略のアドバイスをいただきました。要点をまとめると、

  • 次のターン、回転に入りやすいようにラインを組み立てる
  • 特に4連回転は、大きく入らないと次がしんどくなる
  • 流れをきれいにしないと、どんどんお釣りを拾って悪循環

とのこと。前の週に気づいた頑張らない方がタイムが出る不思議に通ずるポイントです。

頑張って頑張って次のパイロンに向けてアクセル開けよう開けようとしてしまうと、進入が小さくなってしまって後が辛くなってしまっていたのです。

ぽちさん曰く「待ちが大事なコース」とのこと。次のパイロンが見えても、逸る気持ちを抑えて、進入ラインを大きく取れるタイミングまでアクセル待たないと、結果的にロスしてしまいます。

少しでもアクセル開けろ!◯ぬ気でアクセル開けろ!と仰る方もおられますが、開けるべきポイントを見極めなければならないのだな、という学びでした。

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