VTR250の定番カスタムとしてよく行われるNSRのリアサス流用。
スペック上のメリットとしては、伸び側・圧側の減衰調整ができるようになること、全長が長くなるので前下がりの車体姿勢を作れること。
速い選手の実績があるということで、今回導入してみました。
NSRリアサスの取り付け
入手したサスペンションのオーバーホール
実は昨夏にヤフオクでうっかり落札していたNSR250(MC21)のリアサス。
いつもお世話になっている1WD Racing Serviceさんに、オーバーホールをお願いしました。
こちらから発送した翌々日には返ってくるというスピード感。受け取ってすぐに作業し、その日のうちに返送してるんでしょう。
いつも助かっております。
リアサスの取り付け
VTR純正とNSRでは、サスペンション上側の取り付け穴が違います。
したがって外径12mm、内径10mmのカラーと1.5mm厚のM10ワッシャー2枚をかませて取り付けます。
使用したカラーがコチラ。ワッシャーは近所のコーナンで調達しました。
リアサスの脱着方法はコチラの記事をご参照ください。
クリアランスがほとんどないので、ラチェットめがねレンチを使うと作業がスムーズです。
そんなこんなで取り付け完了。サブタンクはとりあえずタンデムステップあたりに置いてみました。
関西パイロン練習会
新しいサスペンションのシェイクダウンです。
朝一番の路面はウェット。ただ、陽が出てるのでじきに乾くでしょう。
お品書き
今回のコースはMコース。12/17のタイヤをIRCに交換した練習では、タイムは51.7でした。慣れてないサスペンションで、このタイムと比較してどうでしょう。
リアサスのプリロード調整
バイクに跨ってみると、かなり腰高感を感じ、足つきも悪く。これはちょっと乗りにくいということで、プリロードを抜くことに。
ロッドにタイラップを軽く巻き、簡易ストロークセンサーに。
コースを走りながら、底つきしてなさそうなくらいまで、プリロードを抜きました。
ちなみに減衰は伸び側圧側両方とも全抜き。
朝は濡れてた路面も、お昼前にはほぼ乾いてきました。
走ってる感じ、フロントの切れ込みが強いのが気になりました。そこで、プリロードを2回転締めから2回転半締めに変更。
ベストタイムは51.827と、初めてで慣れないリアサスなら上々?
もっとサスに慣れることと、減衰を触れるようになることが、今の課題でしょうか。
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