前日の鬼パイに引き続き、2日連続の練習。
取り付けたNSRフォークに慣れ、セッティングを出せたらという意図で。
ところで今回は、前週からお目見えしたという新コース、Oコースを初めて走りました。結論としては、なかなか開けられなくて詰めどころがなさそうに見えて、実は割と奥の深いコースでした。
お品書き
Oコースはこんな感じ。
ざっくりとした流れはKコースの逆回りで、ところどころパイロン位置や通り方が変わってる、そんなコース。
練習
セッティングの探究
前日の鬼のパイロン練習会で何となく決めたセッティングですが、慣れ親しんだ環境で確かめて、合わせていきたいものです。というわけで午前中は、フォーク交換に伴うセッティングの探究の時間とすることに。
突き出し3mm→0mm
最初の枠でコースを走ったところ、ターンの進入でやたらとリアが滑る印象。
車体姿勢が前下がり気味になっているのかなと思い、3mmとしていた突き出しを0mmに戻すことに。
フロントプリロード2回転締め
次の枠、8の字を走ってた感触として、セルフステアが強い感じ。まだもうちょっと、というタイミングでハンドルが切れ始めるような。
フロントサスがすぐに入ることで、ハンドルが切れやすくなっていると考え、フロントのプリロードを1回転分かけました。すでにかけていた分と合わせて、全抜きから2回転分かけたことに。
リアサスのプリロードをかける
コースを走っていると、重大な問題が発生。
左下がりの傾斜がついたところで右にバンクさせる、逆バンクになる場面でエキパイが接地しまくり。
ほんのちょっと擦るくらいならまだいいのですが、あまりに勢いよく擦ってリアタイヤへの荷重が抜けてしまい、飛びかける始末。
これはリアの車高を上げる必要があると考えては、プリロードを0.5回転締め。
前の枠でのタイムが47.420に対して、セッティングを弄りまくった今回、ワンミス有りで47.500というタイムに。方向性は間違ってないと思う。
それでもまだエキパイを擦っていたことから、さらに0.5回転分プリロードをかけました。
タイムを追求
セッティングをあれこれ考えていると、タンビーナさんが46秒切り、最近VTRからNSRに乗り換えたパイロン&サーキットさんも安定して46秒台を出している感じに。
これはヤバい、ライバルたちに遅れを取っていると焦った僕は、午後から頑張ってタイムを詰める方向に。
回転
タイムを詰めるにあたってまず意識したのは回転。
前日の鬼パイでもっちゃんからアドバイスいただいた開け始めを早くと、キヨさんからアドバイスいただいたホールドでバイクと一体になることを意識。
それで46秒台に入れられるようになるも、どうもなかなかアクセルを開けられず、実感としてはいまひとつな感じ。
楽なラインを捨てる勇気
そうこうもやもや悩んでいたところ、「楽なラインを通ろうとするからアクセルが開けられなくなる。アクセルを開けてバンクで曲げていくんだ」という天啓が(ハエさんが話してるのを立ち聞きした)。
そこで、ラインをどうこう考えるのは一旦やめにして、とりあえずアクセルを開けて気合と根性で曲げていく脳筋プレイに切り替え。
そんなこんなしている間に、最近成長著しいかりもさんがコンマ数秒のところまで、まさに背中から刺そうかと近づいてきていました。
最終的に、回転やら脳筋プレイやらがうまくハマって、最後の一本で46.164を出し、かりもさんからの逃げ切りには成功。けど、タンビさんには及ばず…。
新コースはなかなかに練られた奥の深いコースでした。
ところで、流用したNSRのインナーチューブ、ところどころコーティングがはげてるところがあって、感触いい感じそうなら新しいインナーチューブを用意しないとなという感じ。
コメント