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PPS杯での不調の原因究明 〜もしかしてただのドジだっただけ!?〜

VTR250
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はじめに

先日のPPS杯において、アクセルを戻してもエンジンの回転数の下がりが悪いというトラブルが発生しました。その日の状況は下から。

そこで、怪しいと思われるキャブレターの確認をしようと、いつもの作業場に向かいました。

結論

タンクを外し、エアクリーナーを外して(トップの画像の状態)、キャブレターを外すために諸々を外している最中、衝撃の事実が発覚しました。

プラグコードが、抜けている、、、

もしかして、前回キャブレターを外した日に、つけ忘れてた?

考察

というわけで、ここからはPPS杯の日のことをいろいろと振り返ってみたいと思います。

まずは朝のことです。前回の練習(kota練)からアイドリングの調節はしていなかったはずなのに、やたらアイドリング調節スクリューを締めていかないとないと(スロットル開ける方向)アイドリングがいつものレベルまで上がってきませんでした。クランクはシリンダー内での混合気の爆発で動かしているはずですが、いつも2つ分の爆発で動かしていたものが1つ分の爆発力しかないので、スロットルをいつもより開けて混合気をいっぱい送って1つ分の爆発力を高めてやらないと、エンジンの回転数が上がらなかったのかなぁと思います。

また、トラブルに気づいた練習走行時、マフラーからの排ガスがやたら臭い印象でした。2気筒のうち1気筒で火花が飛んでいなかったから、不完全燃焼な混合気が出てきていたのかな。

さて、ここで下の2枚の写真を見てください。

1枚目の写真が、PPS杯の練習走行中に所長が撮ってくださった写真から切り抜いたもの。2枚目の写真が、プラグコードをちゃんと挿しなおした後で撮ったものです。プラグコードが曲がっている部分とヘッドカバーとの位置関係に注目してみてください。左の写真の写真の方が、プラグコードが曲がっている部分が上にあると思いませんか?

そして上の写真、1ヒート目の動画でオーバル走行中の部分を切り抜いたものです。ここでもプラグコードの曲がっている部分が、若干上の方にあるような気がします。

さらに下の動画をご覧ください。これは僕の1ヒート目と、とことこさんの1ヒート目の、アクセルを開ける部分を切り出して比較したものです。

年式は違うものの、同じ車種VTRで同じく純正マフラーです。明らかに音が違うと思いませんか?

以上挙げた点から、前回キャブレターを外した日に、プラグコードをちゃんと挿していなかったと判断しました。

まとめ

作業をするにあたって、ちゃんと確認すべきことを確認しながら進めていかないといけませんね。

今回はエンジンが1発だけになっただけだったけど、ブレーキとか足回りのボルトを締め忘れてたとかであれば、命に関わる事故になっていたかもしれません。大事にならなくてよかった。

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