前回の関西パイロン練習会でフロントフォークの突き出し量を変えてみた結果、ちょっとの変化でバイクの挙動が変わるのがとても面白かったです。そこでちょっと興味がでてきて、フロントフォークのプリロードの変更もしてみようかと思い、こんなものを買ってしまいました。
プリロードを変えると、サスペンションの通常使用範囲が変わってきます。そこで、調整できるようにする前に、今自分がどのくらいストロークを使っているのか、確認してみようと思いました。
ストローク量を可視化するために、今回の練習ではインナーチューブにタイラップを巻きつけて走ってみます。アウターチューブに押されてタイラップが動くことで、自分がどこまでフォークを縮めて使っているのかを可視化することができます。
お品書き
本日のコースはMコース。
このコースの自己ベストは、8/6の51.738で仮想トップ(44.8)比115.49%です。前回の練習では115%切りを果たしたので、今回もベスト更新してC2タイム出したいなぁというお気持ち。
練習
練習開始1枠目、フロントブレーキのタッチに何だか違和感を覚えました。走り終わって確認してみると、ピストンがちっとも戻らずにホイールの回りが悪い状態でした。ということで、応急処置的ではありますが、キャリパー清掃とピストンへの給脂をすることに。
いつも通り、ピストンプライヤーを握りながらピストンを回して、シリコングリスを塗布して馴染ませて、ってやっていると、kotaさんが「貸したげるー」って便利なものを持ってきてくれました。
ピストンロッキングプライヤーと、スプレーのメタルラバーでした。
固着気味なピストンでも、ロッキングプライヤーなら渾身の力で握り続けなくても大丈夫だし、グリスと違ってメタルラバーなら隙間に入り込んで馴染みがいいし、とても便利でした。ありがとうございました。kotaさんったら、いつも僕の物欲を刺激してくるんだから…、もう…。
取り急ぎ、ピストンを手で押し込めるくらいには動くようにして、練習再開。まだホイールの回りは悪いけど、気になるようなならないようなそんなレベルにはなりました(また今度ちゃんと掃除しよう)。おかげさまでベストを更新して51.719。
お昼ごはんを食べながら、kotaさんに「またいつもの悪い癖が出てるよ」と指摘を受けました。悪い癖とは、コレ。
ターンのときに腰が反ってリーンアウト気味になってしまう癖です。ちょっと意識が弱くなると、すぐこうなってしまいます。腰が反らないように、そしてターン中に前傾姿勢を維持できるようにどうしたらいいだろうと、僕なりのやり方を考えてみました。ターン中に頭を向けてターンの先を見るってのを、今まで特に何も考えずに頭を向けていました。そうすると、自然と肩越しに次を見るような感じになっていることに気づきました。より頭が下の状態で次を向くようにすれば、前傾姿勢を維持することができて、腰が反らないようになるのではと考えました。そこで意識したのが、肩越しではなく、肘越しに次を向くこと。
また、スピードが上がっているところから急激なブレーキをかけてターンをしようとすると、その分勢いよくフロントフォーク沈んで反動を喰らって乱れちゃう。旋回スピードまですーーっと落とすのが大事だと思う。ってkotaさんのコメントを聞いてなるほどと。
上記2点を意識して午後から走った結果、ベストをさらに更新することができました。50.824、仮想トップ比113.45%と、前回に引き続きC2タイムを出すことができました!
それにしても、今日はよく転倒した気がします。
こんなタイヤだからしょうがないよね。お昼休みに交換しようか迷って見送ったんですけど、もし交換してたらもっとタイム出たかもしれない(タラレバ。
フォークのストローク量
さて、今回試してみたストローク量の可視化はどうだったのでしょうか。
最大ストロークは上写真くらいになりました。割と深くまでストロークしているような気がします。ただ、今まで底付きを感じたことはないので、プリロードをちょっと抜けるようにできるくらい〜だいぶかけることができるくらい、という調整ができるようにしてみようかと思います。
おまけ:ヘルメット消臭機/乾燥機は便利
暑さ寒さは彼岸までという言葉があり、実際に暑さがだいぶ和らいできた今日この頃ですが、熱くなって走っているとやっぱり汗をかきます。そんなヘルメットをそのまま放置しておくと、じめっとなって臭くなってしまいます。そんなヘルメットも、このアイテムがあれば、練習帰りに乾燥・消臭をかけながら、次も快適に使用することができます。
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