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VTR250のトップブリッジをCB400SFのものに交換したい 〜その2〜

VTR250
この記事は約6分で読めます。

先日、ハンドルポジション変更のため、VTR250にCB400SFのトップブリッジを移植しようとして失敗しました。VTR250(MC33)にはCB400SF(NC39)のトップブリッジはつきませんでした。理由は、フォークピッチが異なること。

そこで、今度はNC31のトップブリッジを入手して移植を試みました

フォークピッチの確認

前回失敗した原因のフォークピッチを、事前に確認しておきます。

フォークの穴の距離をノギスで計測してみました。

CB400SF(NC31)のトップブリッジのフォークピッチ確認
CB400SF(NC31)のトップブリッジのフォークピッチ確認

151mmでフォーク径が41mmなので、フォークピッチは192mmです。前回測ったVTR250のフォークピッチと一致しています。今回は大丈夫そうですね。

キーシリンダーの取り外し

新たに入手したNC31のトップブリッジにはキーシリンダーがついていたので、これを取り外します。今回は、トルクス(星形)のボルトで留まっていました。T40のトルクスレンチで外します。

CB400SF(NC31)のトップブリッジからキーシリンダーの取り外し

本当にハンドルポジションは変わるのか?

当初の目的のハンドルポジションの変更について、前情報では

ハンドルクランプの位置がVTR純正より10㎜程度手前に来ています

mysimasima「VTRハンドル交換5本目(笑)今度はPOSHとCB400用トップブリッジ交換

とありましたが、本当にそうなのか自分でも確認してみます。

CB400SF(NC31)のトップブリッジと、外したVTR250のトップブリッジを比較してみました。トップブリッジの取り外しについては、以前の記事をご覧ください。

CB400SF(NC31)とVTR250のトップブリッジ

左がCB400SF(NC31)のトップブリッジ、右がVTR250のトップブリッジです。

確かにCB400SF(NC31)のものの方が、ハンドルクランプの位置が手前に来ていそうです。もう少しちゃんと確認するために、ノギスを使って比較してみました。ノギスでフォークの穴間の最短距離の部分を挟み、ノギスとハンドルクランプの位置を比較してみます。

まずはVTR250のトップブリッジ。

VTR250のハンドルクランプ位置

つづいてCB400SF(NC31)のトップブリッジ。

CB400SF(NC31)のハンドルクランプ位置

確かに、CB400SF(NC31)のハンドルクランプの方が手前に来ていることを、確認することができました。

メーター・ヘッドライトステーの取り付けについて

次に、トップブリッジに取り付けるメーター・ヘッドライトステーの取り付けについて、確認していきます。

まずはメーターの取り付け位置。下の写真をご覧ください。VTR250のトップブリッジとCB400SF(NC31)のトップブリッジでは、メーター取り付け用の穴の位置が同じであることがわかります。 メーターはつけられそうですね。

CB400SF(NC31)とVTR250のトップブリッジ

つづいて、ヘッドライトステーの取り付けについて。ヘッドライトステーの取り付け位置は、トップブリッジの下側、フォークを取り付ける穴の横にある丸い凹みになります。

CB400SF(NC31)とVTR250のトップブリッジ(裏向き)

VTR250純正は下写真のように、トップブリッジの凹みにぴったり合うようにゴムキャップがついています。

VTR250のドップブリッジのヘッドライトステー取り付け部

しかしこのゴムキャップがついたままだと、CB400SF(NC31)のトップブリッジの凹みにははまりません

CB400SF(NC31)トップブリッジのヘッドライトステー取り付け部

ところが、ゴムキャップを外したら外したで、今度はガバガバになってしまいます。

CB400SF(NC31)トップブリッジのヘッドライトステー取り付け部

そこで、トップブリッジの凹みにいい感じに合うように、ゴムキャップを外したヘッドライトステーにビニールテープを巻きました。ビニールテープ6周巻きでちょうどいい感じになりました。

純正ゴムキャップを外してテープを巻いたVTR250ヘッドライトステー

CB400SF(NC31)のトップブリッジ取り付けの実際

では、実際にCB400SF(NC31)のトップブリッジをVTR250に取り付けていきます。

まず、ステム・フロントフォークの位置を合わせ、上から押し込みます。ゴムハンマーを使って叩き込みました。なお、ヘッドライトステーはトップブリッジとアンダーブラケットで挟む形で固定されています。トップブリッジを叩き込む前にそちらも位置合わせしておくのをお忘れなく。

ステムトップナットはそのまま閉めましたが、フォークトップはVTR250純正のフランジボルトは使えませんでした。CB400SF(NC31)のフォークトップのボルトが入る部分が凹んでいます。そのため、VTR250純正の頭が12ミリのフランジボルトを使おうとしても、メガネレンチがうまくかからなくて最後まで締め込めません。そこで、頭が六角6ミリのボルトを使いました。このボルトは、CB400SF(NC31)のハンドルクランプ用のボルトを流用しました。CB400SF(NC31)のトップブリッジにハンドルを固定するのは、VTR250で使っていたものを使います。そっちの方がきれいだったし。

VTR250に取り付けたCB400SF(NC31)トップブリッジのフォークトップ部

つづいて、メーターをVTR250についていた通りに取り付けました。取り付け、、、ました、、、

VTR250にCB400SF(NC31)トップブリッジを取り付けた際のメーター取り付け

メーターステーの下端とメーター上面との厚み、キーシリンダーの取り付け位置の違いから、メーターがかなり浮きました。そして、キーの頭とメーターが干渉してしまい、キーを回せません

とりあえずCB400SF(NC31)のトップブリッジはお試しでつけてみようというテンションなので、見た目うんぬんよりも、走れる形にすることを優先します。

ということで、困ったときのタイラップ固定

VTR250にCB400SF(NC31)トップブリッジを取り付けた際のメータータイラップ固定

まぁ、今の段階では、見た目ダサい<<<走れる なので、とりあえずこれで。

次に、ヘッドライトを取り付けます、、、取り付け、、、られない、、、?

どうやら、ハウジングがキーシリンダーのお尻の部分と干渉しているようです

VTR250にCB400SF(NC31)トップブリッジを取り付けた際のヘッドライトハウジングの干渉

まぁ、取り急ぎは公道を走る予定もないですし、ヘッドライトはなくてもいいかな。ということで、下の写真の状態で終わり!ハーネスがばらけないように、タイラップを使ってヘッドライトステーに固定しておきました。

ヘッドライトを外したVTR250

ちなみに、CB400SF(NC31)のハンドルポストはVTR250のものと比較して若干寝ています(上の比較「本当にハンドルポジションは変わるのか?」を参照)。そのため、ハンドルポストとの位置関係でハンドルの角度を決めてしまうと、VTR250もともとの角度よりもかなり寝た印象になってしまいます。

VTR250のハンドルクランプ

以前ハンドルの角度を検討した際に初期の位置でマーキングしたものを基準にすると、上の写真のような感じで付けてみました。走らずにその場でハンドルを切りながら、こんな感じかなぁとテキトーに決めたものですが。

まとめ

今回、VTR250のハンドルポジションを目的に、トップブリッジをCB400SF(NC31)のものに交換しました。メーターは無理やり付けていたり、そもそもヘッドライトはつけていなかったりですが、一応走れる形にはできました。バイクにまたがってみた感じ、ハンドルクランプが手前に来ていた分、確かにハンドルが近くなっているような印象を受けました。

練習でこのトップブリッジのハンドルポジションを試してみて、なんならその場で純正トップブリッジと入れ替えて比較してみます。その結果を受けて、VTR250純正トップブリッジを使うか、CB400SF(NC31)のトップブリッジを使うか、判断します。それでは、次回のブログ更新は、練習で試してみた印象、その結果CB400SF(NC31)のトップブリッジを採用するか、という内容でお送りします↓↓

ヘッドライトなしでエンジンをかけたVTR250

ほら、なんかカッコ悪いけど、一応エンジンはかかるよ〜

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