2022年8月14日、夏の遠足として佐賀自動車学校で行われたダンロップ杯MG9ジムカーナ大会第2戦に参戦してまいりました。
本当は週明けに佐賀出張があって、それならちょっと早めに佐賀入りして遊ぼう!という魂胆だったのですが、直前になって出張がキャンセルに。ただの佐賀遠足です。
交通費をちょっとでも浮かせたい
高速道路上で給油すると高くつくので、ガソリン携行缶で多めにガソリンを持っていき、道中でガソリンスタンドに寄らなくてもいいようにしました(20Lの携行缶×2(車用)、10Lの携行缶×1(バイク、発電機用))。
給油が必要になったら携行缶から給油しました。
ちなみに20Lの携行缶は、この遠征のために買い足しました。満タン+20Lでギリギリ片道分くらいでした。もし1個だけだったら足りるかどうかハラハラしながらだったことでしょう。
ここは本当に佐賀なのか
そんなこんなで到着した、会場の佐賀自動車学校。トランポのお隣には、もっちゃんとイデくん。あれ?ここってPPSだったっけ?と錯覚してしまう空気感。
知り合いが全くいないアウェーな状況にならなくてよかった。
お品書き
そんなにコテコテした感じはなさそうです。それに歩いてみた感じ、愛媛のような芝生を気にしないといけないようなところも特になく。
川の字のフリーセクションは、下図のように通ることに。歩きながら考えたポイントは下記4点。
- 2本のパイロン間のできるだけ手前から進入して、次のターンが手前でできるようにする。
- パイロンを通り越しすぎないようにして距離を走らない。
- パイロン通過時点から次のターンの準備を始めるようにして、できるだけ手前でターンできるようにする。
- 最後のパイロン通過はパイロンを引っ掛けるだけのイメージで、スピード乗せて脱出できるようにする。
本番!
1ヒート目
の前のウォームアップの時間、ひのけんさんが走行動画を撮ってくださいました。なんか速いっぽい。にしても、自分も走りながらなのに、常にカメラの中心付近に被写体を捉え続ける技術が凄まじい。
それにしても、同じクラスの他の選手方、ウォーミングアップで一緒に走った感じ、ほとんどレベル変わらなさそう?わざわざ佐賀まで来たのに表彰されずに帰るなんてまっぴらですよ!
1ヒート目の走行動画はありませんが、写真を撮っていただいていました。もうちょっとバンクできそうですかね?
実際の走りについては、まぁ悪くはないかなといった感じ。直スラで一本パイロンを吹っ飛ばしてペナ1ついたけど…。2枚目の写真で奥の方に写っている方、たぶん僕が吹っ飛ばしたパイロンを直しているところだと思う。
お昼のコースウォーク
1ヒート目に走りながら気づいたことを再確認するため、お昼休みのコースウォークです。
気づいたこと1つ目。2連270度ターンセクション、出口でパイロンに寄せるのが一般的なセオリーだとは思います。しかし今回の場合、2つ目はターンの頂点でパイロンに寄せる、パイロンを通り越しすぎないようにして走る距離を減らす。そして、ターン頂点を過ぎたあたりから開け始めて緩い弧を描くようにして次の青パイロンを通過するようにすれば、長い距離を開けていけるんじゃないかなぁと思いました。
気づいたこと2つ目。フリーセクション後のS字カーブの走り方について。S字はインインで走る距離を減らそうと、1ヒート目は走りました。
ところがその後でちょっと詰まってしまいました。インから赤パイロンの左側を通過する場合、縦方向に進んで赤パイロンのところでブレーキかけて大きく車体を振らなければなりませんでした。
ここでS字をアウトから出ると、赤をかすめて青もかすめるように、スピードに乗せたまま、車体をなるだけ振らないように通過することが可能っぽいラインが見えてきました。
ちなみに中間リザルトでは暫定クラストップタイム。ですがそれは、他の選手がミスコースしたためでした。青ゼッケンは足つきペナは加算なしという優しいルールを利用させていただき、奥の180度ターンでは足つきターンを選択。いや、だがしかし待てよ?そんなルールの穴をついたようなことやって勝ってもいいのか?他の選手がミスコースで生タイムがわからないものの、やっぱりここは正々堂々とガチンコでねじ伏せにいくべきではないか?そう反省して、2ヒート目は足つきターンをせずにいくことにしました。
2ヒート目直前、突然の豪雨
そろそろ2ヒート目のウォーミングアップ開始かという頃、突然の豪雨に見舞われました。会場はあっという間にフルウェット。このままウェットで皆が満足に走れないと、1ヒート目の狡い手を使ってしまったタイムでクラス優勝が決まってしまう、そんなことになったら喜ぶに喜べないぞ…。そう考えながら絶望してると、すぐに晴れ間が。
「進行を遅らせて路面を乾かします」
という主催者の決断と皆さまの水かき・ブロワーのおかげで、約1時間遅れでしたがドライで2ヒート目開始となりました。
2ヒート目
2ヒート目は別角度からの動画を2本、撮っていただきました。
お前、足つきターンしないって決めたんじゃなかったのか?足つきターンしてるやんけ!というクレームはちょっと待ってください。2ヒート目に関しては、足をつきに行ったのではなく、倒れそうになって足をついてしまったのです。ごめんなさい。しかも、最後の回転でも足をついてしまっています。最後の回転時、よく聞いてみてください。「ぁぁぁぁぁぁーーーーー」という僕の悲痛な叫びがバッチリと入っています。タイムも1ヒート目とそんなに変わらなくて、ちょっと不満。
だがしかし、お昼休みのコースウォークで意識した部分の写真を撮っていただいていました。1枚目のこのへんで一番パイロンに寄せて、
出口では、予定通りパイロンから離れてフルバンクを保ったままもう開け切っているようなライン取り。
そして、川の字セクションでめっちゃバンクしてターンを決めようとしている僕。だがしかし、もうちょっとパイロンに寄せたかった。
練習走行
2ヒート走行が終わった後は、練習走行。会場をいっぱいに使ったトレイン走行です。
トレインで誰かと一緒に走るっていうのも練習になるよなって思う今日この頃。後ろから迫ってくるプレッシャーや、前走者を煽ってやるに離されるまいと、一人でのタイムアタックの時とは違うスイッチが入ります。その結果、いつもより速いスピードでターンに進入しちゃってそこからなんとか身体でバイクを回すとか、いつもよりもバンク角深くないか?とか。九州の皆さんに、へろへろになるまで遊んでいただきました。
そして暑さの中熱くなった身体を、プールでおねぇさまに水かけてもらって冷やしてもらいました。
だそうです。
結果!
なんと!
クラス優勝してしまいました!2ペナが加算されていないせいで、リザルトが実力不相応な感じになってしまいました、ごめんなさい!
トップのもっちゃんが約103%となるくらいに僕が勝手に設定した仮想トップが1:25.500、僕のリザルト上のタイムにペナ2加算すると、118.24%。うん、まぁそんな感じでしょう。
セクションタイム
Yasubowさんが、川の字セクションのタイム比較をしてくださいました。
なんと、妖怪Eクラスの平均を超えるタイムを叩き出し、クラスのみならず全体でも上位争いに食い込んじゃう感じに。やはり僕が考えていたポイントは間違っていなかった!
翌日、呼子へ
佐賀に一泊し、せっかくなのでと呼子にイカを食べに行くことに。
訪れたのは、イカの活き造り発祥の店という、「お魚処 玄海」さん。
お店の玄関入ってすぐの水槽には、いっぱいのイカが泳いでいました。
【悲報】活き造り終了のお知らせ
呼子のイカといえば、やはり活き造りでしょう。しかし、僕が12時ちょっと前にお店に着いた時には、こんな張り紙が。
ぴえん🥺
幸運なことにありつけた活き造り
それでも待つこと1時間弱。席に通されました。ダメ元で「もう活き造りってないんですよね?」と尋ねたところ、「大丈夫ですよ、まだお出しできますよ」という返答が。きっと呼子に来たのに活き造りを食べなかった奇特な方がいらっしゃったのでしょう。もしくはグループで来てイカが苦手な人がいたとか。はたまた待たせたお客さんをがっかりさせるまいと、活き造りがなくなるだいぶ前から張り紙を出していたとか。
そして来ました活き造り!
透明感がハンパないイカ。
いつも食べるお刺身とは違い、捌きたてだからかコリコリな食感。そして口に広がる甘み。至福。
身を美味しくいただいた後、ゲソは天ぷらにしていただきました。
ジムカーナでクラス優勝して、翌日はイカの活き造り食べて優勝して、とてもいい夏の遠足でした。
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