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230503 関西パイロン練習会 インシュレーター交換とステップワーク

230503関西パイロン練習会 DIY
この記事は約5分で読めます。

前々から気になっていた、VTR250のキャブレターとエンジンとの間、インシュレーター部分の汚れ。ゴム製のインシュレーターが硬化した状態でキャブの脱着を何度かしたために、そこから混合気が漏れているんだろうと推測していました。

インシュレーター部分からの混合気漏れ

そこで今回、練習前にインシュレーターの交換を行いました。

インシュレーターの交換

キャブレターの取り外し

交換のため、キャブレターを外していきます。

まずはガソリンタンクの取り外し。

ガソリンタンクを外したVTR250

タンク下にあるエアクリーナーを取り外すと、ボックス内はブローバイで汚れていました。パーツクリーナーできれいきれい。外したエアクリーナーエレメントはそこまで目立って汚れてはいなかったので、圧縮空気で表面の汚れを吹き飛ばすだけ。

エアクリーナーボックス内のブローバイ

キャブレターを外すため、諸々外していきます。

まずはプラグキャップ。外す前に圧縮空気で周りの砂や小石を吹き飛ばしておきます。フロントバンク・リアバンク両方とも。

プラグキャップを外す

車体右側であと外すべきは、キャブレターにつながっているチョークワイヤー。

フロントのチョークワイヤー

車体左側にまわり、イグニッションコイルに接続されている端子を外します。

リアのイグニッションコイル

さらに、スロットワイヤーとリアバンク用のチョークワイヤー。

ワイヤー類を外す

ここまで外したら、インシュレーターバンドを緩めて、エアクリーナーボックスごとキャブレターを外します。持ち上げた段階で、フロントバンク用のイグニッションコイルの端子も外します。

キャブレターを外したVTR250

インシュレーターの交換

用意したインシュレーターは純正品(16211-KCR-940)。

インシュレーター16211-KCR-940

新しいもの(左)と車体から外したもの(右)の比較。ゴムの硬化によるものか、ところどころ割れが見られます。また、手で触ったときの柔軟性や弾力も段違いでした。

インシュレーター新旧比較

“CARB SIDE”と刻印がある面を上に、かつ”KCR UP”の矢印がヘッドを向くように取り付け。

新しいインシュレーターの取り付け

そして、キャブレターを取り付け、インシュレーターバンドを締めて、ワイヤー類やら諸々を戻して、完了。

インシュレーターバンドを締める

お品書き

今回のコースはMコース。これまでのベストは、4/2の49.714。

関西パイロン練習会Mコース

練習

今回の目的は、前回の練習最後の方でアドバイスいただいた、ステップへの入力。

とその前に、この日はお天気がとてもよかったので、前回雨の中使ったテントを天日干し。

テントの天日干し

そして今回は練習中、たこ焼きが振る舞われました。

たこ焼き

外カリ中とろふわでとても美味しいたこ焼きでした。やっぱりたこ焼きはガス火で焼くに限る。

先日、友人宅でたこ焼きやったのですが、ガス式のたこ焼き機を持っていた彼のおかげでとても美味しいたこ焼きを食べることができました。

おっと、危うくたこ焼きブログになってしまうところでした。

ステップワークの意識

前回の練習でコメントいただいたのは、切り返しでバンクした状態からバイクを起こす時、外足でステップを踏み込むことで起こすようにする。そうすることで、切り返しがもっと早くできるようになる。ということ。

幸いMコースは、はじめのT字セクションや奥のスラロームで、切り返す場面がたくさんあります。いい練習になるかも。

バイクを起こして逆にバンクさせるためにステップを踏むようにすると、思ったよりも速い切り返しができるようになりました。なんなら、今までと同じようなタイミングで切り返し始めようとすると、想定以上にバイクの向きが変わるのが早く、パイロンにそのまま突っ込んでしまうことも。

また、ステップへの入力を意識しようとすると、シートへの荷重がだんだんと抜けていき、自然とシートとお尻の間にわずかに隙間があるような形になっていきました。あ、これ、去年のTRY&KPR合同大会前日練のトークショーでハエさんが言ってたやつだ!と思い出しました(なお、ハエさんがその時言ってた意図とは違います)。

また、シート荷重よりもステップ荷重を意識することでバンクが深くなったのか、今回はやたらとトゥースライダーを擦っていました。そして気づいたら、スライダーの一部が路面に持っていかれていました。

剥がれたトゥースライダー

なお、切り返しがクイックになったということは、角速度が大きくなったということ。そうなると、車体上部へかかる遠心力が大きくなり、フロントフォークが速く伸びるようになります。それに身体がついていかず、フロントの荷重が完全に抜けて車体が暴れ、僕は空を飛びました。肩打ったいたい。

ポストンさんが撮ってくださった動画にも、あわやフロント暴れそうになったのが映っていました。

まとめ

今回は、インシュレーターの交換をして、ステップへの入力を意識して走ってみました。

走りながら自分でも分かるくらい、切り返しがクイックになったような気がします。クイックになりすぎて、フロントフォークの伸びが想像以上に速くて飛んだけれども。

そして気づきました。トゥースライダーがさらに路面に持っていかれてました。

剥がれたトゥースライダー

路面に持っていかれたスライダーは、その後ちゃんと回収し、帰ってからアロンアルファでくっつけました。

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