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【DA64VエブリィのOEM】マツダ スクラム(DG64V)へETCの取り付け

スクラムバンDG64Vの全体写真 DIY
この記事は約6分で読めます。

2022年夏に行った、マツダ スクラム(DG64V)にETCの取り付けについて、半年以上経った今になって覚書。今回取り付けたETCは、以前乗っていたサンバーにつけていた三菱のEP-N320HX

内張を剥がしてちょこっと配線加工して、という簡単な作業。

電源の確保

ETC取り付けには、キーをオンにしたときに電気が流れるACCから電源を取ります。ACC電源が来ているところといえば、オーディオ。

というわけで、オーディオの電源を分岐させて電源を確保しようと思います。

オーディオの取り外し

配線加工のため、一度オーディオを引っ張り出します。

オーディオとエアコン口の下、ベージュと黒の内張の間に内張剥がしを突っ込み、上方向にえいっと。

オーディオ周りの内張剥がし

オーディオの前から上をおおっていた内張、ダッシュボードがぱっかーん開きます。

オーディオ周りの内張剥がし

続いて、オーディオを固定しているパネルのビス4本を、外します。エアコンの送風口の上端下端にあるビス。

オーディオ周りの内張剥がし

そうすると、オーディオを引っ張り出すことができ、裏の配線を確認できるようになります。

オーディオ裏の配線

ACC電源の取り出し

オーディオに接続されているカプラーに来ている配線のうち、どれがACC電源のものか確認します。

キーをオンにした状態でテスターが反応、かつキーオフでその反応がなくなるやつ。一本だけ離れた白地に黒線が入ったカードでした。

ACC探し

にしても、配線少ない…。まぁスピーカーはオーディオ内蔵のやつしかないしな。

このACCのケーブルに、ギボシのメス端子をつけた線を、くっつけます。使ったのは、時たま論争を巻き起こす赤タップちゃん。

分岐配線の作成

ギボシまでちゃんと電気が来ていることを、テスターで確認します。

ACCチェック

確認できたので、ETCの電源を接続し、オーディオ裏から運転席足元まで通します。

電源取り出し完了

電源確保できたので、オーディオを元通り固定して、パネルを取り付け。

オーディオ周りの内張取り付け

アンテナ取り付け

アンテナ貼り付け

ETCのアンテナは、ルームミラー根元に取り付けました。

両面テープで貼り付けるので、パーツクリーナーでフロントガラスを脱脂。

アンテナの取り付け

ペタッと貼り付け。

アンテナの取り付け

ピラーパネルの取り外し

アンテナ線を通すためにピラーを外します。そのためにグリップ外そうとボルトのカバーをめくったら…。

ピラーグリップのなめたボルト

舐め散らかしたボルトが露出しました。

ただ幸運なことに、頭が10mmの六角になっており、T型レンチで外すことができました。ただ、クリアランス的に薄口ソケットじゃないと入りません。差込角9.5mmの10mmソケット+ラチェットでは入りませんでした。

Tレンチではずす

グリップを外した後、ピラーの内張を外していきます。内張剥がしをピラー上部から差し込み、えいやっと。ピンが外れる手応えがあります。

ピラーの内張剥がし

ピンはピラー上端近くとグリップの下の2ヶ所にあるみたい。

ピラーの内張剥がし

ピンを外したら、パネルを上側に持ち上げ、ダッシュボードのパネルから引き抜きます。

ピラーの内張剥がし

アンテナ線の取り回し

ピラーパネルを取り外して露出したダッシュボードの隙間から、運転席足元にアンテナ線を引き込みます。

アンテナ線の引き込み

下写真の右から左へのびてる黒い線が、足元に引き込んだアンテナ線。

アンテナケーブルは左側へ

アンテナ本体からピラーまでの間は、フロントガラスと天井の内張の間に押し込んで隠します。

アンテナ線隠し

その後ピラーのパネルを戻し、アンテナ線はOK。

ピラー内張取り付け

ETC本体の取り付け

ETC本体は、運転席足元、ハンドル左下のスペースに取り付けます。

その付近にあるボルト部分にアース線を共締めしました。

アースの取り付け

ETC本体は両面テープで貼り付けます。貼り付け部分をパーツクリーナーで脱脂し、ペタッと。

本体取り付け

貼り付けたETCに電源端子とアンテナ線を接続、余った余分な線は、まとめて車体本体の線と一緒に留めておきました。アンテナ線は折れ曲がらないように、大きめのループでまとめます。

ケーブルまとめ

キーをオンにして、ETC本体が動作することを確認してOK。

動作確認

後日ETCゲートをちゃんと通過できることを確認しましたし、取り付けから半年以上、これまで何度も問題なく動作しています。

まとめ

DA64V エブリィのOEMであるマツダのスクラムに、以前サンバーで使っていたETCを自身で取り付けました。

使った道具たちはこちら。

電源を取って、アンテナ線をいい感じに配線して隠して、っていう作業。

内張を剥がすことができれば作業できるかな、といった感じ。

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