クルマの前面って、顔に見えますよね。これはシミュラクラ現象という、人は3つの点が集まったものを「人間の顔」だと思ってしまう脳の働きで、いわゆる錯覚です。
クルマの顔において、ヘッドライトは目にあたるかと思います。顔の中で目というパーツはとても重要で、対人関係でも相手の感情を汲み取る一つの指標になります。そういった目(ヘッドライト)が曇っていると(黄ばんでくすんでいると)、あまりいい印象ではないですよね。
僕のサンバーも、ヘッドライトが黄ばんでくすんでいるのが前から気になっていました。さらにダメ押しが、友人からの「気になる」という一言。そんなこと言われたら、もう磨くしかないじゃないですか。
磨く前のヘッドライトはこんな感じ。まぁ、気になると言われれば気になる。
使ったお品
友人が使っていたウイルソンの「ヘッドライトクリア」を、ちょこっと分けていただきました。何やら、ヘッドライトが黄ばんでくすんでいたせいで光量ちっとも足りずに車検に通らなかったものが、これで磨いただけで十分すぎるくらい光量が出た、というものだそうです。
中身は次の写真の4種類。
研磨液のボトル、専用研磨ブロック、研磨用の布(白いの)、拭きあげ用のウエス、です。未使用新品ではないので、ウエスが汚れていたりブロックがちょっと変形していたりしますが、それはご愛嬌。
実際の磨き作業
まず、ヘッドライト表面の砂やほこりを、水で洗い流して拭いておきます。付着したままの砂やほこりは、磨いたときにキズを作ってしまうリスクになるので注意が必要です。
そして、研磨ブロックに研磨用の布を巻き付けます。
こんな感じ。
この研磨用の布に、研磨液をつけてヘッドライトを磨きます。ヘッドライト片側を磨くのに、大豆くらいの量で十分でした。
作業時間は左右のヘッドライトとも磨いて10分ほど。使用後の研磨用の布は、結構汚れていました。ヘッドライトの劣化した部分を、それだけ研磨することができたということですね。
結果発表
さて、実際ヘッドライトはどれだけキレイになったのでしょうか。
Before
After
いや、見違えたな!ヘッドライトのくすみが取れて、中のリフレクターがはっきり見えるようになるって、とてもよい!なんかかっこいい!
夜道を照らすのも、なんか明るくなった気がする!(ヘッドライトを磨く前の夜道の写真はない)
っていうわけで、ヘッドライトを磨くと、ちょっとの手間で、見た目かっこよくなるし、夜の運転も快適になるよってお話でした。
まぁ、そんな感じ。
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