Nクラスで優勝してDクラスへの昇格を果たしたKPR杯第2戦。今回のKPR主催であるTRY&KPR合同大会が、初めてのKPR Dクラスとしての出走です!
前日練習会
まるさんのハイエースに相乗りさせていただけるとのことで、兵庫県某所の早朝、2台積みして出発。
坂出北ICを降りてすぐの「やなぎ家」さんで、朝ごはんにうどん大と炒飯を。大はさすがに多すぎたかなとちょびっとだけ後悔。
お品書き
この日のお品書きはコチラ。
Aコースは、過去にMSGCで使われたコースの中で、流れがよくて楽しいコースとのこと。歩いてみた感じ、開けどころありちょっとコテったところありと、楽しげ。また、Bコースは、ここの路面のことがよくわかるコースとのこと。
また、先日きれいにしたリアのブレーキキャリパーに、ヒートシンクを取り付けました。とげとげして強そうになった(小並感)。実はこのヒートシンク、付けようと思い立って4月末に買ったまま放置していたのは、ここだけのお話し。
つな講習
お昼前、講習エリアでつな講習を受けました。トライカーナで身体の使い方、特に下半身の使い方を見直すというもの。そこでつなさんに走りを見てもらったところ「ダメなところはわかる。けどどうしたらそれを改善させられるのかがわからない」とのこと。
?????
どうやら、荷重がバイク方向にしかいっておらず、バイクを曲げる方向に向かっていないとのこと。聞けば、過去のkotaさんもそういう感じだったそうです。そのkotaさん曰く「バイクだけ寝かせて身体が逃げているのが原因じゃないか。もしかしたら、TRY第1戦時のフロントフォークが良くない状態で乗ってたときのクセが残っているのではないか」ということ。また、僕のバイクに跨ったつなさん、kotaさん、お豆さんから、リアサスのプリロードをちょっとかけてサスを固くしたらどうかと言われました。「いや、でも明日大会だからなぁ。直前にセッティングを変えるのはなぁ」と最初は思っていたのですが、約1時間後には「この間Dクラスに昇格したばかりの、ノービスに毛が生えたようなもんだし、試せることは積極的に試していこう」という考えに変わりました。そのきっかけになったのが、お昼のトークショー。
というわけで、リアサスのプリロード調整。VTR250はクリアランスがなくてフックレンチなんてものは入らないので、貫通ドライバーで叩いて締めていきます。
リアサスのプリロードをかけてみた
指摘された時点から0.5回転分締めてみました。その走行動画がコチラ。
きみへーさんが撮ってくださっていました。プリロード調整前の動画がないので客観的な比較はできませんし、主観的にもそんなに大きな変化は感じられませんでした。ただ、午前よりもタイムは上がりました(もしかしたらコースに慣れただけかも?)。
さらにプリロードをかけてタイヤ交換
あまり変化が感じられなかったので、リアのプリロードはさらにもう0.5回転、合計1回転締めてみました。また、勝負タイヤへの交換です。
タイヤ交換した後で試しにBコースを走ってみたところ、フロントがずりずり滑る感がありました。そこで、九州D杯前に決めた空気圧からちょっと減らしてフロントを温間2.15にしてみました。
その後の枠での走行動画がコチラ。
前の動画と同じく、きみへーさんが撮ってくださっていました。また、この日のベストタイム1:05.778をマーク。ただ、リアサスのプリロード調整とタイヤ交換を同じタイミングでやってしまったので、どちらのおかげでタイムが上がったのかはわかりません。しかし、主観的な違いははっきりと感じました。ハンドルがスパッと切れる感じになりました。むしろ、ロックまで一気に切れた後、旋回中にハンドルが戻っていきそうな感じになって、頑張って抑えなければなりませんでした。むしろ、抑え切れていません。
プリロード0.5回転締めと1回転締めの比較
上の2つの走行動画を並べてみました。左がプリロード0.5回転締め、右がプリロード1回転締めです。
よくよく見ると、切り返しが速くなっているような気がしないでもないです。そういう意味では、リアサスのプリロードをかけたのは良かったのかもしれません。ただ、慣れていないからか、回転中にバランスを崩しがちなので帳消しになってしまっている感。リアサスのプリロードの効果をもっと理解したいので、大げさにかけた場合と抜いた場合の比較をしてみたいですね。あと、座学のお勉強も。
前日練おわり
今回のコース、もっちゃんとひっさんのタイムを参考に?設定された仮想トップタイムが56.45。115%には届かず、116.52%でフィニッシュ。まぁいつもの感じでしょう。
お風呂
ひょんなことから入浴券を入手しまして、練習後は癒しの里 さらいへ足を伸ばせるお風呂に入りにいきました。
まだ明るい時間帯から入る露天風呂の、なんと贅沢な気分になれることか。本番に向けて、ゆったりと疲れの取れた前夜になりました。
本番!
やってまいりました、TRY&KPR合同大会の当日です。朝5時に目が覚めたのですが、さすがに早すぎると二度寝。割と気持ちに余裕がありそう。
坂出でのルーティーン
坂出での大会のときには毎度恒例にしている「いきいきうどん」での朝ごはん。前の日に行った「やなぎ家」よりもコシがある麺です。
お品書き
今回のお品書きはコチラ。
コースをパッと見た感じ、前日練習会よりもアケアケな印象を受けます。なお、コース図には書かれていませんが、M3担当のフリーセクションは「方向問わず、ラインを前後輪3回以上通過すること」というルールでした。
コースウォーク
コースを歩いてみた感じ、前半はバンクさせながら開けて、途中で長めのストレート区間があってと、平均速度が高めな印象を受けました。また、フリーセクションが狭い。奥でUターンしたいけど、ミスすると簡単にパイロンを轢いてしまえそうな距離感。上のタイムラプスを撮った時はUターンをかますつもりでしたが、ちょっとこれは無理かもしれない。
1ヒート目
1ヒート目、出走直前8の字エリア手前で、右ステップが外れてしまいました。幸いボルトが緩んで抜けただけのようだったので、とりあえず本部に走って出走を遅らせてもらいました。とりあえずトランポに戻ってボルトを締めて、再び8の字エリアに。Dクラスの分際でC1クラスの選手のど真ん中で走ることになりました。ステップにはネジロック剤を塗布していた方がいいかもと思い、帰って早速ポチりました。
走りに関しては、可もなく不可もなくといった印象。強いて言えば、もっとアクセル開けられる気がします。フリーセクションは安牌をとってIの字3周を選択しました。コースウォーク中に色々と考えるも、結局自分で納得のいくルートを見つけられなかったからです。しかし、しゃんばりさんの走りを見て「これだ!」と思いました。Iの字を1周、2回目のライン通過後にセクション左奥で右ターンして3回目の通過を帰りにするというもの。
前のセクションからスピードを乗せた状態でセクションに入り、最後セクションから出る際にも真っ直ぐのラインが長くてスピードが乗せられそうです。
2ヒート目
2ヒート目、1ヒート目よりアクセルを開けることを意識しました。それはもうリアが滑るくらいに。そして、フリーセクションはしゃんばりラインを採用。イメージに近いラインを通すことができたと思います。その結果、生タイムで2秒弱のジャンプアップ。しかし、フリーセクションでのパイロンタッチと回転での足つきでペナ2。結局1ヒート目の方がいい結果ということに。( ˘·ω·˘ ).。oஇ
結果
なんやかんやで自分的にはもう少しどうにかできたかもしれない走りでしたが、結果はDクラス5位入賞。そして、トップタイム比114.13%でTRY Cクラス昇格でした。ただ、仮想トップタイム比117.44%でKPRは昇格ならず。もしもペナなしのタイムであれば、114.997%でC2昇格していたかもしれない、そういう感じでした。
おやつとステッカーをいただき、ゴキゲンな帰り道。鳴門大橋から見る夕陽がきれいでした。
反省会
1ヒート目と2ヒート目の比較
全体的なスピード感やバンクは2ヒート目の方が上な印象。実際、意識してアクセル開けてたしバンクしてたし。さらに走る距離を短くしたフリーセクションに関して言えば、2ヒート目の方が1秒半くらい早く通過できています。問題はその後。自覚したペナの影響なのか、スラロームはちょっと遅くなっているし、足つきするし。前半で稼いだアドバンテージを全てパーにした結果に。しかし見方を変えれば、それぞれの走りの良い部分を集めれば、C2は見えてくるかもしれません。
他の選手との比較
続いて、僕よりもちょっと成績の良かった方々との比較です。
前半は圧倒的に僕が速い。ドヤッ。アクセル開けてバンクをさせるという意識のおかげでしょうか。フリーセクションも、まぁ悪くない。むしろ最適ルートを選べた僕さすが(しゃんばりさんのパクリだけど)。問題はその後。スラロームが致命的に遅い。前日練でリアサスのプリロードをかけてなかったら、もっと遅かったということでしょうか?もしかしたら、僕の入力の問題なのかもしれない?
結論、C 2 に は ま だ 早 い。出直してこい。
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